こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、なかなか進んでいない西武新2000系 2057Fの話です。本川越方先頭車クハ2058の前照灯、尾灯制御のDCC化、久々にやりましたけど、相変わらず?大変な作業なんです。

 

右がDCC化していないクハ2058、DCCは交流電源なので、何もしなければ写真の如く前照灯、尾灯共に点灯してくれちゃいます。なので、DCCデコーダーを入れるのは必須です。

左はDCC化済みのクモハ2407、前にライトDCC化について書いていましたが、この時は行先表示変更のバラシついでに施工済みの姿を撮影をしてUpしていました。

 

久々の作業に着手です。まずボディーをバラシてライトユニット(右下の黒いの)を外します。これが固くて結構神経を使います。左下は取り付けるKATOのDCCデコーダーFL-12 先頭車用ライト制御のものです。

 

更にライトユニットをバラすと緑色の基板が出て来ます。中央上が尾灯、下が前照灯用のLEDです。

 

集電バネは必要ないので取っ払って、裏返したところです。エッチングの銅部分が表にも裏にも露出していません。

 

このように前、尾灯逆極性接続、上下導通しています。これだとDCC化が出来ません。上下をしっかり絶縁しないと、あっという間にFL-12がお釈迦になります(汗)

 

しかし、導通部分が基板厚み方向中間にサンドイッチされているので、仕方がない、導通部を狙って穴を空けます。更にグラインダーで横に拡げて確実に上下を電気的に切断します。しっかり出来ているかはテスターで確認しています。

 

上下別々にリード線を引きます。チップ抵抗も1つしか付いていなかったので下側は増設、明るく点灯するよう1kΩ、既設のものも同じ1kに取り替えました。

銅の金属光沢があるのはウレタン被覆線、前照灯に接続です。黒いビニール被覆線は尾灯用です。これまでどちらもウレタン被覆線でやって来たのですがショートを避けるため片側だけにします。空けた穴はリード線を通すのに活用出来ました。

 

ライトユニットにも後方に穴を空けてリード線を通し、FL-12にハンダ付けです。黒いリード線が奥の尾灯制御端子に来るようにしました。手前の前照灯端子の上を通るのでショートが怖かったんです。

 

ライトユニットを元に戻し、ボディー上にも自作LED室内用に適応するよう穴を空けます。FL-12の裏側、DCC電源入力端子には赤いリード線をハンダ付けしました。別に赤じゃなくても良かったんですが、極細リード線の需要が高いので、色々な色をまんべんなく使うようにしています。

なお、ライトLED接続に片方ウレタン被覆線を残したのは弾力があるから、FL-12を屋根の位置に保持してくれます。こうしないとフニャリと墜落してしまいます(笑)。

FL-12も安くない(買値1枚1300円位かな?)んですが、この小ささは魅力なんですよねー。室内灯のLEDになるだけ干渉させたくないので。

 

赤いリード線をテープLED室内灯に付けたブリッジダイオードのAC入力側に接続して、室内灯を配置して屋根を付けます。

 

下から見たところ、右端の銅板で、ライト、室内灯両方の集電を行います。

 

床下側の集電板は、GMのTR-200A床板の場合矢印の部分を削って、ここに銅板を挟み込んで対応します。(銅板を入れたところを撮り損なっちゃいました。)

 

こうしてクハ2058もライト制御が可能になりました。やれやれ、1両の施工だけで結構手間がかかっています。

 

なので、現状連結部にはDCC基板を入れていません。2+8両編成の固定扱いとしています。

2両編成には動力車が無いのでこれでいいかな と。逆連結(8+2両編成)をやろうと思うとこちらにもライトDCC化が必要なんですが...。

 

去年のDCCにおけるモーター瞬殺事件から遅々として整備が進まなかった2057F 8連もようやく仕上がりつつありますが、側面の行先表示、シールが別売なんだ...

以前は付属していたシールがあったのでこれが使えるかと思ったのですが、フルカラーLED仕様のものが無い...

やれやれ、また自作かな? 買うと高いし、2両固定2407Fも同時にと思うと1セットじゃ足りないし...トホホ。

 

ちょっと詳しめに書いていますが、たった1両の整備だけで写真15枚、十分すぎるvolumeの記事になっちゃいました(汗)。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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