沿線でたんまり撮って、さわやかのげんこつハンバーグをたんまり堪能した弾丸ツアー。
↓そこまでの話↓
修善寺。
そう、上り最終の踊り子16号に乗るため!しかもレアな1番ホームからの発車とか。
感傷に浸ってゆっくり撮る暇はなく、わたわたと動いていく。
185系最後の修善寺駅発車。
185系が戻ってくることは、定期列車としてはもう無い。
どうにか自由席に座席を確保。
どうにか自由席に座席を確保。
大仁、伊豆長岡と止まりながら、粛々と最後の旅を続けていく。
車内は思っていたよりも静かで、それぞれが感染予防対策を取りながら楽しんでいる様子だった。
だが、その車内が俄かに沸き立ったのが、大場を発車した直後のこと。
車掌から次駅案内を前に放送が入る。
間もなく列車進行方向左側は、当社伊豆箱根鉄道の前を通過します。
40年の歴史の積み重ねが、このような愛のこもった見送りになったのだろうか。
そのシーンに胸が熱くなり、乗れて良かったなと思いを新たにしたのだった。
間違いなく、今回の旅で最大のハイライトとなった。
そうしているうちに、僅か30分足らずの伊豆箱根鉄道の旅は名残惜しくも終わりを迎える。
渡り線を渡って三島駅のJR東海1番ホームに入り、これで伊豆箱根鉄道から185系は消えた。
三島駅は、ギャラリーなどでかなり輻輳した状態。
気持ち遅れ気味だったせいもあり、感傷に浸る余裕は皆無で慌ただしく三島駅を発車した。
これで、JR東海管内からも国鉄型特急列車が完全に姿を消す。
これで、JR東海管内からも国鉄型特急列車が完全に姿を消す。
のだが、終始ショートリリーフの感が強かったからか、極めてクールに走り抜いていった。
車内放送に入るときの鉄道唱歌チャイムが、せめてもの餞といったところだっただろうか。
そんなJR東海管内も抜けて、熱海駅に戻ってきた。
最後の連結シーンを撮ろうと、すでにかなり騒然とした密な雰囲気になっていた。
いよいよ伊豆急下田からの編成が、姿を現すー。