果てしない“姫新線”→“芸備線”の
中国山地まんなかぶち抜き乗り鉄も無事
【広島駅】に到着し目的達成。
あとは“山陽本線”を上り帰るだけですが
先に断りを・・・
最後まで“山陽本線”で戻りませんので。
9:32に【広島駅】に到着した
快速みよしライナーキハ47+40の3両編成。
そして、休日この時間【広島駅】からは
観光列車『etSETOra』が9:32に出発します。
『瀬戸内マリンビュー』として呉線を走っていた
車両をリニューアルした観光列車です。
でも大元の種車は、先ほど乗って来たキハ47。
“呉線”は瀬戸内の海岸線を走るので
のんびり乗るには良い路線ですので
また時間のある時に乗りに来ましょう。
そして、次に乗車するのは
国鐵広島と呼ばれていたのが嫌だったのか
他路線に先駆け新車を導入し
末期色の国電を追い出した広島地区の
RedWing227系 普通 9:50 糸崎 です。
写真を撮ったり、改札に行って
18きっぷの本日分に入鋏してもらったりして
乗車が遅くなったので座席は無し。
しかし、近郊輸送列車なので
ドア横BOXシートの背に補助席があるので
仮ですが着席は出来ました。
まぁ、すぐに席が空いたので移動し
“山陽本線”の難所【瀬野駅】と【八本松駅】間
通称“瀬野八”の上り勾配区間
下りしか乗ったことが無かったので勉強不足
「そーいや瀬野八ってここなんやぁ~」と
車窓を眺めてたら
見所いっぱいの区間
偶然見つけた22.6‰の勾配標も
荒業走行開放をしていた名残も後で調べて分かった・・・
全然写真に撮ってませんわ
所詮甘鉄の俺・・・
これ、リベンジしますよ
そして列車は【三原駅】に11:05到着。
次の【糸崎駅】まで乗って留置線見物をしても
良かったんですが、乗り継ぎ時間も少ないので
ここで降りて 普通 11:14 岡山 に乗り変えます。
再び国鉄時代の電車117系
プランニングで“福塩線”乗車を考えていた時は
1区間1000円・2区間1500円・3区間2000円の
このきっぷで新幹線ワープも考えたが・・・
時間がたいして変わらないという事実
そして“福塩線”のダイヤが壊滅的な現実
そういう事情から“福塩線”は諦めたのでした。
岡山行き普通列車を【倉敷駅】で下車。
“山陽本線”の乗車はここまでです。
ここで“伯備線”に乗り換え【総社駅】に行きます
213系も走っている区間ですが来たのは
普通 12:35 総社 末期色の113系
2駅なので10分程で【総社駅】に到着
ホームの端には中国山地でお世話になった
キハ120にそっくりな気動車が・・・
井原鉄道のIRT355で、製造メーカーは同じ
ただ、少々ロングボディーの車両です。
形式名の355はエンジンが355馬力だから
イタリアの牛車みたいな命名だな。
ここからは“吉備線(桃太郎線)”に乗車
普通 13:01 岡山
特に外観は変わったこともなく普通にキハ40
せっかく“桃太郎線”の愛称をもらってるのに
素っ気ない車両です。
まぁ、ライトレール化へ向けて投資はしない
前提なのでしょう。
それ以上にコロナで大幅減益したので先送りになりそうですが・・・
車内に入り目に飛び込んできたのは
扇風機
クーラー設置車両ですが
もう、扇風機外す費用も削減でしょうか?
列車は【総社駅】を出発し“伯備線”から分岐
“吉備線”をライトレール化しても残す計画は
沿線が居住地域として成り立っている事
鳴釜神事で有名な吉備津神社や最上稲荷など
ある程度県内外からの利用需要もある事から
LRTにすると市内の路面電車と相互乗り入れが
出来るメリットもあるからでしょう。
何の変哲もない普通のキハ40と思ってたら
ワンマンの駅案内の自動放送が
桃太郎のメロディ
それも、各駅で流れます
これは、JR四国の『アンパンマン南風』の
チャイムを越える脳内刷り込み。
南風は特急なので間隔は空きますが
これは、各駅停車なので3~5分間隔で
もぉ~もたろさん、ももたろさんチャラリン~
と鳴り渡るのです
そんな“吉備線”にゆられ約30分ちょい
13:39【岡山駅】に到着
到着後急ぎホームの端に向かいます。
ちょうどこの時間に 特急 南風12号 岡山 が
到着する時間だったんです。
“土讃線”を走る特急 南風の役目は2700系に
バトンタッチ、個人的に南風としての2000系は
この日で見納めでした。
【岡山駅】で2000系南風の見納めをした所で
今回の目的は全て完了となりました。
後は一目散に帰宅するだけです。
なので、前日新見のホテルから予約した
新幹線課金
3日前から前日までの予約で、こだま・ひかりが
乗車券付きで半額になるe5489限定きっぷ
岡山からなら、たとえこだまであろうと新幹線を
使うメリットは十分あります。
新幹線ホームに移動するため
一度【岡山駅】の改札を出ます。
乗り継ぎ改札の有人窓口できっぷを見せれば
通れるけど、1分かからないですからねw
休みなしの乗継ぎで昼食を取っていないので
新幹線コンコースの駅弁屋で弁当を購入
ホームに上がると意外に遭遇率の高い
500系新幹線が停車中でした。
乗車する ひかり514 14:26 東京 が到着
車内に入り、さっそく買った駅弁を広げ
いただきます
今回、色々考えて選んだのは
前日に宿泊した新見で生産されている牛を
使用した『岡山県・新見 千屋牛 すき焼き重』
走り出したひかり514号の車窓から
“津山線”の車両を見つつ【岡山駅】を後に。
のぞみなら【新大阪駅】まで1時間掛りませんが
このひかり514号は80分掛け【新大阪駅】に到着
いつもなら【大阪駅】に出て“大阪環状線”と
乗り継ぐのですが、今日は【新大阪駅】から
“おおさか東線”経由で帰宅しました。
のんびり中国山地の真ん中のローカル線を
乗り継ぐ“乗り鉄旅”
総乗車距離は976.7kmとだいたい1000kmの乗車
なので、この旅のタイトルは
『中国まんなか だいたい千キロものがたり』
本家『四国まんなか千年ものがたり』のような
優雅な旅ではありませんが、こういう“乗り鉄”も
たまにやってみるのも楽しいものです
という事で
長々とお付き合いありがとうございました。
これで、今回の“乗り鉄旅”本編は終了です。