今ダイヤ改正でイッパゴや秋田のキハ40など多くの車両が引退しましたが、国鉄時代はカマ一筋だった小生にとって一番の悲報は愛知機関区の貨物のデーデーの引退です。

 

2013年3月までは紀勢本線に鵜殿貨物が走っていましたが、関西本線よりも格段にロケがいいので何度も訪れました。

 

名所イセカシで原色のデーデーを捉えることができたのは最高の想い出です。

 

正直言って関西本線に運行が縮小されてからはやや興味を削がれましたが、まだ原色機が残っていたので、衣浦臨海鉄道への乗り入れを含めて何度か出撃しました。

 

超定番の踏切撮影地は当時まだウザイ勾配標が立っていなくてスッキリしていましたが、やって来たのは先週引退記念のマークが付いた1801号機で、その時はややがっかりしましたが・・・・・

 

 

この頃はまだデーデー同士の重連が結構ありましたが、更新色でも鷲別から来たレアな旋回窓車が撮れたのはラッキーです。

 

愛知区の主流は元千葉機関区から転属して来た1800番台で、かって成田線の鹿島貨物でよく逢いました。

 

この時の一番のターゲットは原色機同士の重連で、これがその組み合わせのラストだったと思います。

 

そしてもう原色機はいなくなりましたが、デーデー自体が置き換えられるという噂が出始めた昨春目玉の赤熊との重連を早めに撮っておきました。

 

今回ダイヤ改正の数日前からマークが付くことを友人から聞いていたので、最後の駆け込み出撃を考えていましたが身内のアクシデントでそれどころではなくなり、専らニュ-スで名残を惜しみました。

 

国鉄時代はSLを駆逐した仇役として嫌われたというデーデーですが、後は東と西の旅客会社に数両を残すのみで、今後はSL以上に貴重な存在になるかもしれません。