３月１１日に東日本大震災から１０年となりました。

長かったでしょうか？

短かったでしょうか？

僕は「もう１０年か」と思いました。

２０１１年３月１１日(金)

あの日僕は富山駅にいました。

この話はほぼ毎年していますが、あの日の写真は載せてなかったような気がします。

ということで、１０年前にタイムスリップ！！　　２０１１年３月１１日のレポをします。

２０１１年３月６日～１２日まで ６泊７日の旅をしていました。

当時はとにかく乗り鉄でしたので、

１日目　地元(愛知)→山口県

２日目　山口県→高知県

３日目　高知県→広島県

４日目　広島県→鳥取県　←今はなき 三江線

５日目　鳥取県→福井県

６日目　福井県→富山県

７日目　富山県→帰宅(愛知)

こんな感じで、広範囲を旅していました。

その中の　６日目　２０１１年３月１１日のレポです。

６日目は福井からスタートです。

この日はダイヤ改正前日でした。

つまり、この日がラストの車両もあります。

７時５０分　福井駅のホームへ

福井から九頭竜湖へ往復 前面展望撮影をする予定でしたが、

大雪のため断念。

７時５０分過ぎ

なななんと！！！　４８５系ボンネットが入線！

今この車両が走ったとしたらお祭り騒ぎですよね。

この日は特急「雷鳥」のラストランの日でした。

本物のヘッドマークが福井駅の改札前に展示されていました。

８時０１分　この日で引退の雷鳥が入線です！

パノラマ車両が先頭で入線。

前面展望撮影したかったなぁ。

当時、ローカル線の前面展望撮影しかしておらず

特急列車での前面展望撮影は考えてもいませんでした。　後悔・・・。

テレビカメラマンも撮影してます。

調べてて初めて知ったんですが、

この雷鳥(大阪行き)が上りラストランだったらしいです。

全然鉄オタがいなかったので、ラストはまだかと思っていました。

金沢駅では記念式典が開催されたようです。

わずか１５分後

８時１７分　　寝台特急「日本海」入線

８時５９分

夜は寝台、昼は座席　という特殊な車両　これもこの日が引退でした。

食パン列車と呼ばれていたっけな？

９時５３分

寝台特急「トワイライトエクスプレス」入線

懐かしい車両ばかりで興奮しますね。

その後、金沢駅へ移動しました。

１３時３１分

これは北越急行所有の「はくたか」

富山駅へ移動しました。

富山駅に着いたのは１４時３７分

東日本大震災発生まで　あと９分

富山を１６時０９分室の猪谷行き　キハ１２０の前面展望撮影をするので

それまではホームをウロウロ

この日は、高山本線(西日本区間)でキハ2８・58のラストランの日でした。

ラストランでは、乗車制限の案内がされています。

１４時４６分　東日本大震災発生

１４時４７分

先ほどの食パン列車の車内

荷棚にフタがされていますが、これがベッドです。

夜には寝台になるんですね。

この当時はすでに寝台は使われていませんでした。

ちょうど東日本大震災の揺れが富山に到達する頃ですが、

地震は震源から離れるほど揺れがゆっくりとなります。

つまりフワフワした揺れになります。

富山市は震度３でしたが、気づきませんでした。

１４時５６分

貨物列車　ディーゼルなので高山本線から来たのかな？

列車は走っています。

多分、駅の放送で地震のことが言われていたと思いますが、

気にしていませんでした。

暇になったので改札を出ようと思ったら

なにやら騒がしい。

なんだ なんだ？

１６時１９分

地震発生から１時間３３分

新潟方面の特急の運休が決定。

新潟方面へ行く人には旅行を取りやめるように案内されていました。

報道陣がいました。

待合室のテレビの前には人だかり。

テレビを見ると東北地方を襲う津波の映像が流れていました。

ここで僕は地震が深刻だったことを知りました。

地震から１時間３０分以上たっているのになんかフワフワ揺れています。

余震かな？

キハ１２０の前面展望撮影どころではないので

このまま富山駅にとどまることにしました。

僕は当時から地震に興味があったのでずっとテレビを見ていました。

駅で配っていた号外ももらいました。

１８時４０分頃の特急雷鳥の引退式典は急遽中止。列車は運行。

１９時１１分発のキハ28・58のラストランは定期列車のため運転。

式典は中止。

スピーカーの設置が進んでいましたが、日没までに撤去されました。

震災当日から自粛ムードが発動していたんですね。

キハ２８・５８入線直前

乗車組の鉄オタがぎっしり。

２両編成で先頭は地元民専用車両、２両目が鉄オタ専用車両となりました。

予定通り入線

ヘッドマークを掲げています。

そして、定時で発車していきました。

この日はもともと富山駅に宿泊だったので

１９時３０分頃アパホテルにチェックイン。

夜中に長野県で震度６強の地震があり、富山では大きく揺れました。

東日本大震災の翌日ということでニュースではあまり報じられませんでしたが、

長野県での被害が多く、後に天皇皇后両陛下は長野県の避難所にも来ました。

翌日は糸魚川から大糸線・中央線で帰宅予定でしたが、

富山から新潟方面は全列車運休(夜中の長野県での地震の影響)

ということで、米原経由で愛知へ帰宅しました。

１週間ぶりの仕事に行くとみんな「大丈夫だった？」と言ってきました。

実はもう一つ乗り鉄プランがあり行先は東北地方。

震災発生時間は福島駅の予定でした。

このプランを選択しなかったのは偶然です。