2020年12月28日(月)
7時40分 益田駅
山陰本線の島根・山口県側の未完乗区間を乗りつぶしに島根県の益田から山口県の幡生までの159.3kmを一気に乗車してきました。
益田から幡生(山口県)までは山陰本線ではなく山口線・山陽本線と乗り継いだ方が早着できるわけですが、
益田7時50分→長門市9時52分
車両はキハ40系の1両編成。
最近だとJR東日本がそうでしたけど国鉄時代の気動車はどんどん置き換えられていく中でJR西日本管轄の気動車は山陰本線内ではまだまだ元気に走り続けています。
益田を出発して次が戸田小浜なんですが、11分もかかる区間でいきなりローカル線の洗礼を浴びることになります。
次の飯裏を出ると、山区間となりひたすら下りで、途中トンネルを抜けるまではスマホの電波は通じません。
回りは家などの建物もない区間を通りますが、この時に島根と山口の県境を超えることになります。
次の江崎では1名が乗車。駅員らしき人がいて、調べてみると簡易委託駅だそうで、服装が私服だったので納得しました。
江崎を出るとトンネルに入るまでは下り勾配となり、トンネルに入ってからは上りとなるも再び下ります。
須佐では3名が乗車。対向列車の行き違い待ちで2分停車しました。
須佐を出ると住宅街が広がるもすぐにトンネルへ入り緩やかに下ります。
写真を撮影したところからすぐに下りのトンネルを3本くぐり、合間に海が見えてきて海抜1メートルくらいの区間となります。
宇田郷では2名乗車。
宇田郷を出発してからはすぐにトンネルをくぐり、そのトンネルを出ると漁港と住宅地が広がります。
1分半くらいのトンネルを抜けると木与に到着。1名下車しました。
木与を出るとすぐに内陸部へと入り上り勾配となります。
奈古では5名乗車。
割りと平坦な海沿いを通り、最後に内陸部へと入ります。
長門大井では行き違い待ちで5分間停車。
山区間で上り勾配となりトンネル突入、トンネルを出ると一気に下り勾配へ。
越ヶ浜では1名乗車。
ホームから海が見える駅となっています。
越ヶ浜を出ると下り勾配で平地区間となり、東萩に到着。
東萩では8名ほど下車し、7分間停車しました。
改札の外には出ませんでしたが、JR西日本が誇る周遊型臨時寝台列車TWILIGHT EXPRESS 瑞風の停車駅となっており、
瑞風利用客専用の改札門が取り付けられていました。
一般客用の改札はこの右手にあります。
時刻表は山陰本線の中では屈指のダイヤの薄さで特急の設定はなく、益田方面だと日中は約5時間も列車が通らずで、
長門市方面も本数は少ないですけどもバランスはまだ良い方なので、なんとか2時間に1本くらいは設定して欲しいところですね…
瑞風のコースにもなっているならば尚更本数を多めにして欲しいところです。
東萩を出ると時計回りに弧を描きながら萩に到着。
この間はずっと民家が続き、この日初めて都会を感じる区間になりました。
萩では1名乗車。駅舎がかなり大きめで現在は1日の乗車人数が50~60人ほどで無人駅となっているため、違和感を感じますが、現在はそのほとんどが「萩市自然と歴史の展示館」という名前の資料館になっています。改札口が3箇所ほどあり、乗車用と降車用とで改札口を分けていた時の名残のようです。
玉江に到着。 周辺は住宅が密集しています。
玉江を出て最初は住宅が密集してるものの、海沿いの区間を下ると一気に山区間へ入り、上ってトンネルに入って抜けると一転下ることになります。
三見に到着。駅周辺だけは家が密集しています。
三見を出るとひたすら下り勾配が続き、
飯井に到着。
飯井はローマ字では「Ii」と2文字で表記され、これは粟生(Ao)、小江(Oe)、頴娃(Ei)と並んで日本のみならず世界最短の駅名となっています。
駅のホームからは海がキレイに見ることができ、近くには漁港があるとのことです。
周辺はそこまで多く家は立っておらずですが、駅周辺にバス路線は通っておらず山陰本線が唯一の公共交通機関となっています。
飯井を出ると上り勾配が中心となり、徐行区間が1箇所ありました。
長門三隅に到着。山陰本線のモニュメントのようなものを見ることができました。
ただ、なんて書いてあるか解析はできずじまいでした…
長門三隅を出るとずっと平坦な区間が続き、一瞬日本海を望む区間を過ぎて、
山陰本線の仙崎支線の線路と合流すると終点の長門市に到着。
乗り換えをしてさらに西へと進みます。