釧網本線全駅間歩き2(知床斜里-釧路) その19・二本松展望地と塘路駅 | 駅から駅まで・旅のあしあと

駅から駅まで・旅のあしあと

鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
X(Twitter)アカウント:@Oaksky8

 

その18からの続き

 

二本松展望地(13:28発)-塘路(14:11着・14:55発)-

 

 

※この全駅間歩きは2014年9月に歩いたものです。

 

シラルトロ沼沿いを歩いた後、小さな峠を越えて塘路エリアに入りました。

 

少し急な丘を5分ほど登ると、視界が開けました。

ここは釧路湿原の二本松展望地です。

 

 

 

手前を流れる川が釧路川。

そして太平洋に向かって湿原がどこまでも続いていました。

まだ海は見えませんね。

 

今日は天気が良いとばかり思っていたのですが、

釧路市街地の方はにわか雨が降ってそうですね。

 

 

ここで昼食を食べることにしたのですが、

どこまでも広がる湿原が見られるような環境ですから、

海からの冷たい風も吹きつけられ放題でした。

ペットボトルが吹き飛びそうになるわ、

10分後には厚手の上着を着込むわ。

着いた時は暑かったのに…。

 

 

 

昼食を終え、先ほどの砂利道に戻りました。

大きな石を踏んでしまうと、突き上げるような痛みに襲われました。

 

交通量が少ない道にみえて、

たまに大型車もやってくるので油断できません。

こう見えて釧路湿原を横切る貴重な道なんですよ。

 

 

 

国道まで戻って一安心。

右手に線路、左手に塘路湖を見ながら南へ。

 

 

 

塘路市街に入りました。

 

人口は2015年現在で200人弱。

決して大きいとはいえませんが、

このあたりでは拠点となる集落です。

 

 

 

塘路(とうろ)駅に着きました。

ノロッコ号の終点、SL列車の停車駅だけあって

駅の脇には観光バス用の駐車場が設けられていました。

 

JR公表の1日平均利用者数は6人弱ですが、

これは乗降調査がシーズンオフの平日に行われているためであり、

シーズンの休日は結構な賑わいを見せています。

 

 

 

ホームは2面2線。

それぞれのホームは互い違いに配置されています。

 

列車は来ない時間だったのですが、

どういうわけか係員がホームにいて、記念切符を販売していました。

そんなところで販売しているから、買っちゃったじゃないですか~。

 

 

 

次は細岡駅ですが、

今日はそこまで行かず、途中にあるキャンプ場で一泊します。

といっても、峠ひとつ越えた10km先ですが…。

 

 

 

国道に合流して、南へ向かいました。

 

 

 

歩道はすぐに無くなり、こんな感じに。

初めのうちは木々の向こうに牧草地も見えたのですが…

 

 

 

しばらく歩くと林の中に突入。

高低差100メートル越えの丘越えが始まりました。

 

 

 

右手の林が一瞬途切れると、釧路湿原が見えました。

奥に見えるは阿寒の山並み?

 

 

 

電波塔っぽいものが見えてきたということは、

峠の頂点が近いのかな?

 

 

 

さあ、峠の頂点が見えてきました。

今日の行程もあと少しです。

 

 

その20へ続く

 

 

塘路駅周辺のGPSログ(1/40,000)です。

 

塘路駅の北で西へ寄り道していますが、

ログ線の西端に二本松展望地があります。

サルボ展望台と比べるとマイナーな展望台で、

入口に2~3台分の駐車スペースがあるだけで看板はありません。

前情報無しでは分かりませんね…。