Express 185 | 燕党の宴

Express 185

 愛媛に住んでいた頃。

 なんとなく鉄道の図鑑なんかを見たりしながらなんとなく自分の鉄道好きを自覚し始めて来た頃。

 「電車」なんてのは伊予鉄くらいしか見たことがなくて、「電車」は「電車」というだけで憧れの対象ではあった。

 

 とは言え、俺の中では183系や485系なんかは「しおかぜの電車版」って認識(笑)。

 そこでいくと185系は別格だった。スタイルもカラーリングも新鮮。四角いライトはそれだけで神の領域(笑)。

 それが本や写真なんかで「電車」を見ていた頃の圭少年の印象だ。

 

 小学校2年になって東京に出た俺が見たのは、轟音(笑)を立てて行き交う185系(笑)。

 ブルトレを撮りに親父に連れられて出掛けた線路脇。待ち時間にそれこそひっきりなしに通り過ぎて行く。

 そんな現実を見てから185系に対する認識と言うか優先順位と言うかはだいぶ変わったけど、

 それでも今までまァまァ好きな車には変わりないし、愛着のある車にも変わりはない。

 

 その185系が、本日をもって定期運用を離脱しました。

 

 

 今日は仕事帰りにちょっと寄り道。上野東京ラインを行く185系をパシャリ

 

  

 左)昔、熱海までだったかな?各駅停車の運用があったんですよね。コレに乗る時のお得感と言ったら(笑)

 右)変なカラバリが出てストライプも復刻された日にゃこの200番台カラーの復刻も期待したもんだったけどなァ

 

 形式消滅ってワケではないし、まだ多客臨なんかも予定はされているようですが、

 「踊り子型」とも呼べる車両が「踊り子」ではなくなるということは、やはり一つの節目なのかな。