■冬の旭山動物園

ライラック旭山動物園」号に乗ったからには、旭山動物園に行かないわけにはいきませんよね。

 

 

ライラック旭山動物園」号に乗ると、ちょうど午前11時からの「ペンギンの散歩」の時間に間に合うように到着できるのも嬉しいです。

 

この「ペンギンの散歩」。 ショーとして見せてはいるものの、ペンギンの冬場の運動不足を解消する目的で行われています。

それにしても、しっかり一列になって歩いているのが、なんとも可愛らしいです。

 
 
後ろ姿も絵になります。
手が届きそうな距離を歩いていくなんて、旭山動物園でしか見ることができません!
 
 
夏に行ったことがある方も、雪景色の中のペンギンの散歩は必見です。
寒さ対策を万全にして、お出かけしてみてください。
 
 
■テツな見どころは?
さて、一般の方には「ペンギンの散歩」が冬場のメインイベントなのですが、鉄分濃いめなお友達向けのスポットが、園内のイベントホールにある「旭山動物園号ひろば」です。
動物園の入園料さえ支払えば、無料で見ることができます。
 
 
この「旭山動物園号ひろば」は、かつて運行くされていた「旭山動物園」号の世界観を再現するべく、1,000万円をクラウドファンディングで調達して、2019年11月にオープンしたもの。
 
かつての「旭山動物園」号はキハ183系で全面に動物たちの姿が描かれてた、絵本の中のような列車なのです。
 
 
入り口も、まるで列車のドアのような雰囲気で、期待が高まります。
 
 
車内、いや室内がこんな感じです。
先頭車両のモックアップでは、運転台から顔を出して記念撮影をすることができます。
 
 
特筆すべきは、実際に使われていたシートやドアがそのまま持ち込まれて、展示されていること。もちろん実際に座ることもできます。
 
 
■ハグハグチェア
こちらは実際に使われていた、ハグハグチェア
ハグハグチェアとは、旭山動物園号の各号車に設置されていた、記念撮影用の座席。
オランウータンとフラミンゴのチェアですね。
 
 
何とも楽しげな車内です。
かつての「旭山動物園」号を知る人にとっては、当時を思い出してタイムスリップすることができますね。
 
 
これを見てしまうと、今の「ライラック旭山動物園」号が寂しく見えてしまいますが、時代の流れなのかもしれませんね。
 
■Nゲージ
館内中央には、「旭山動物園」号のNゲージが走っています。
ちなみに時刻表があって、運転される時間が決まっています。
夏期間には臨時列車も運転されますよ。
 
 
なかなか本格的な「旭山動物園号ひろば」。
旭山動物園にご来園の際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
 
 
※なお、旭山動物園は、例年4月と11月に長期の休園期間がありますので、お出かけ前には必ず開園状況をご確認ください。