私が “本格的” にバスにハマるきっかけになった鹿児島交通。無論、このエアロスターではないのですが、やっぱり鹿児島交通はこのカラーでないとね。

シックな装いの (あくまでも 「個人の感想です」 の範疇です) 、ベージュ系カラーはさすがに今日、見られなくなってしまいましたが、あらためて眺めると、やっぱり良いなと思うのは私だけでしょうか。

 

鹿児島交通は2001年に県内の6社と合併していわさきコーポレーションを発足させましたが、2016年にいわさきバスネットワーク (←林田バス←林田産業交通) を、2018年に鹿児島交通におけるバス事業の源流と言える三州自動車をそれぞれ吸収し、実質的に鹿児島のバス会社はいわさきに一本化された形になりました (他にも鹿児島市営バスや南国交通、JR九州バスもありますけどね) 。

 

鹿児島交通が元気だった頃は、九州島内は勿論のこと、神戸、大阪、京都、名古屋へ夜行高速路線バスを走らせていた他、貸切バスなんかも車種構成がすんごくて、需要に応じて様々なタイプを用意していたことでも九州の業界では随一の存在でした。

 

画像のエアロスターは1988年式で、1997年頃まではこのカラーだったようです。その後、白地に椰子の実デザインの現行カラーに塗り替えられて2001年現在も現役でしたが、2012年現在になると所有車リストから消えていますので、この10年余りの間に除籍されたと考えられます。残念ながら、茶系カラーは撮れませんでしたが、鹿交の初代エアロスターは撮れています ( 「今日の1枚」 のNo.373で取り上げ済み) 。

いつか、何かの節目とかでラッピングで良いから、このカラーを復活させてくれないかなと思います。

 

所有事業者:鹿児島交通 (鹿児島)

仕様・用途:一般路線仕様

登録番号:鹿児島22 き ・・64

配置:鹿児島西営業所 (※)

初年度登録:1988年

シャシー製造:三菱自動車工業

搭載機関:三菱6D22型

車体架装:三菱自工名古屋

車両型式:P-MP618M改

車名:三菱ふそうエアロスターM

※・・配置は2001年3月現在

 

【画像提供】

は様

【参考文献・引用】

バスラマインターナショナル No.65

BUSRAMA EXPRESS No.12 「三菱ふそうエアロスター」

(いずれもぽると出版社 刊)

バスマガジンVol.53 (講談社ビーシー社 刊

バスフォーラム鹿児島