※この記事の内容は2021年2月のものです。

 

廃止間際の湘南ライナー、おはようライナー新宿撮影①

 
西大井で湘南ライナー、おはようライナー新宿を撮影中です。
ライナーは20分ほど間隔が開くこともありますが、横須賀線(湘南新宿ライン)をまともに撮るのは久しぶり(もしかしたら初めてかも)なので待ち時間もさほど退屈しません。
 
↓E217系の連結部の転落防止幌に残るスカ色。2000年代後半に行われた同形式の更新時に帯色が現在の明るい色に改められました。E235系はこの色を踏襲しています。
 
↓おはようライナー新宿26号(小田原→藤沢8:10発新宿行き、停車駅:茅ヶ崎、藤沢、渋谷)。ラッシュのピークを過ぎたからか車両は215系ではなく185系です。とはいえ新宿9:02着と便利な列車です。
 
おはようライナー新宿は26号が最後なので横須賀線で品川に移動。
 
↓湘南ライナー10号(小田原→藤沢8:28発東京行き、停車駅:茅ヶ崎、藤沢、品川)。品川では臨時ホームの8番線に停車します。
 
↓10号が発車してわずか4分後に湘南ライナー12号(小田原→藤沢8:39発、停車駅:平塚、茅ヶ崎、辻堂、藤沢、大船、品川)が東海道線上り6番線に到着。この日最後の湘南ライナーで、1本目の2号と同じく全区間東海道線(旅客線)経由です。
 
↓正面が真っ暗で通常ならボツにする仕上がりですが、カモメのヘッドマークが目立つので今回はオールOK!wこのヘッドマークもあと一日で思い出となるのでしょうね。
 
↓グリーン車のサロ185形。185系自体はダイヤ改正後も波動用として残りますが、グリーン車のないモノクラス編成となるそうなのでサロ185形の活躍も明日まで。
 
この日最後の湘南ライナーを見送った後は、大工事中の品川駅を少しだけ観察していきます。
 
↓左が山手線外回り2番線。使用頻度の低かった臨時ホームを活用して、線路を1本ずつずらし捻出したスペース(旧京浜東北線北行3番線跡)でホームを広げています。ホームの形はもうできていますね。
 
↓山手線ホーム南端から南を望む。奥の高架線は京急。その間のスペースには山手線の留置線がありましたが現在は更地になっています。このスペースを利用して京急の品川駅の地平化と2面4線への拡張が行われます。
 
↓上写真右を望む。京急の品川駅が地平に下りることで高輪口(京急側出入口)へのコンコースがフラットになります。
 
↓留置線への線路は山手線1番線脇から広がっていました。コンコース下に線路が通っていた名残があります。
 
↓コンコースから北を望むと正面に複数の大型クレーンがそびえます。車両基地の整理で捻出した土地を利用して再開発が行われています。その中にできた駅が高輪ゲートウェイ駅というわけですね。右からカーブしながら接近する山手線が見えますが、以前は山手線、京浜東北線の線路は左奥に伸びていました。
 
JR品川駅構内を歩くのはたぶん10年ぶりくらい。浦島太郎状態のまま品川駅を後にします(笑)
 
総武快速線に乗っていると緩行線を走るE231系0番台を追い抜いたので途中駅で待ち伏せw
 
↓山手線E231系500番台の置き換えが完了したので、その玉突きで置き換えられていたこちらももういなくなっていたと思い込んでいました。
調べてみると現在6本が残っていて、いずれも編成替えによって6扉車が抜かれ電動車比率が上げられているということでまだしばらく活躍するようです。そういえば正面の6扉車のロゴもはがされています。
 
統一化されて味気ないと思っていたJRの車両も調べてみると思いのほかおもしろい動きをしているのですね。
 
おわり