京急オープントップバスのペーパークラフトを3種類のサイズでつくってみました | 模工少年の心

先日、京急大師線、川崎大師駅内のパンフレットラックにあった京急不動産のパンフレットをいただき家に持ち帰りました。

 

目についたのは、表紙に、京急電車3編成が並んでアップで写っている写真が載せられていたからです。

 

中に、京急のオープントップバスのペーパークラフトの型紙と京急電車を配した塗り絵の用紙が入っていました。

小さな子どもと一緒に楽しめる無料のおまけ付きというのは、いいアイディアだと思います。

 

塗り絵はさておき、ペーパークラフトの方は、子どもではなく、大人の自分が、ある意図をもって、作ってみようという気になりました。

 

ペーパークラフトは、昨年、JR西日本の「花嫁のれん号」を鉄道模型化したときに、それを趣味の対象にしている方が大勢いらしゃることを知りました。

 

電車やパスの乗り物のペーパークラフトというと、展開図のヘリに糊代が付いていて、外形を切り抜き、山折りに織れば出来上がり、というものがほとんどです。

 

ところが、この京急バスの場合、糊代が無い代わりに谷折りするようになっていて、子どもには少し難しそうです。

 

1枚ものの紙から山折り、谷折りしながら、立体を作るというのは、日本の伝統の折り紙の技法ですから、手先の器用さが大切なことを子どもに伝えるためには、好ましい教材になりそうです。



この手のペーパークラフトをすっきりと組み立てるコツは、折り目になっている線をカッターナイフのミネ(刃先と反対側)で筋を付けてあげることです。

 

そして、この京急バスのように谷折りがあるものは、組む前にあらかじめ谷折りの癖をしっかり付けておき、スムーズに内側に畳まるようにすることもコツです。

 

昨夜は一度床についたけれども寝付けず、12時半過ぎに起き出して、30分ほどペーパークラフトの用紙に向き合いました。

 

サイズ違いで3種類のものをつくりました。

 それぞれの縮尺は、80分の1、150分の1、それと110分の1です。


80分の1は16番、150分の1はNゲージという現在、日本で鉄道模型で主流になっているサイズです。


それらとともに、110分の1のバスを作った理由については、あらためて記したいと思います。

 

昨夜は、3台のペーパークラフトのバスを机の上に並べて眠りにつきました。