105系の引退まで残り2日となりました

引退前に大騒ぎするのも馬鹿馬鹿しいので、2月の天気のいい日に、105系同士が離合するシーンが見たくて、紀伊田原駅へとやって来ました

なお、12月にもこの駅で同じような写真を撮ってるので、あわせて紹介したいと思います

 

 

紀伊田原駅が開業したのは1936年のこと

右横書きの案内は、なんとこの駅が開業した時のがそのまま残っているようです(WiKi情報なので信憑性に欠けますが…)

 

 

 

1日に乗車人員は50人に満たない小さな駅ですが、いまでも2面3線構造を維持しており、貨物用ホームや側線の跡も残っていることからは、昔はかなり規模の大きい駅だったことが窺えます

3番線は上下方向に出発信号機が設置されていることから、この駅では列車の離合以外にも、追い越しや折り返しも可能となっています

 

隣の古座駅が1面2線でこうした機能を持ち合わせていないことから、ダイヤが乱れた時は稀にこの駅で列車が折り返すこともあります

 

 

 

紀伊田原の駅名板と105系…やはりこうした形で、きのくに線を走っていた証を残しておきたいものですよね

 

 

これまで挑戦したことのない構図ですが、ミラーに映る姿もなかなか絵になるもんです

 

 

 

やがて出発信号機が青に変わり、双方の列車は発車していきました

 

約10年前にJR西日本が打ち出した単色化計画によって、かつて常磐緩行線を走っていた103系にも似た限りなく緑に近い青に塗装が変わってしまいましたが、できればもう一度鮮やかなオーシャングリーンの新和歌山色を纏った姿を見たかったですね