おはようございます。
本日も、昨日に引続き、ひたち9号の乗車レポートを投稿してまいります。
太平洋を右手に、列車は日立を発車。
あれ?
こんな場所に馬牧場が見えてきましたね。
ご安心ください。
間違いなく、ここは常磐線沿線です。
高萩には12:42の到着。
茨城県内、最後の途中停車駅です。
E501系が待避する車庫線を通過。
130km/h運転ができるのは高萩まで。
高萩以北は最速でも120km/hとなります。
海が近くなってきました。
列車は120km/hで北上を続けます。
勿来には12:55の到着。
難読駅名の1つであります。
ここから先は福島県となります。
取手以北から線路沿いに太陽光発電パネルが多く見られます。
この、特急ひたち号は、走行距離は長くても車内販売がないのがさみしい限りです。
考えてみますと、キハ81系の特急はつかり号が上野から青森まで走破できたのも、勾配が少なく直線区間の多い常磐線経由であったからと考えます。
はつかり号は電車化されて、初めて東北本線経由となりました。
この区間では、キハ81系は何km/hで駆け抜けたのでしょう。
まもなく泉。
EH510形機関車の背後には、実はDD53形ディーゼル機関車が隠れていました。
昔も今も、特急ひたち号は全列車が停車すると聞いています。
福島臨海鉄道が分岐しています。
泉の駅構内には貨物ターミナルが設けられています。
写真中央、左にカーブする線路は小名浜へと向かう福島臨海鉄道の線路です。
福島臨海鉄道は、今は貨物輸送のみですが、以前はキハ110を使用した臨時列車も乗り入れていました。
恐らく、福島臨海鉄道へキハ110が乗り入れる際は、いわきから泉まで回送されるのでしょう。
そうなると、磐越東線へ乗り入れるキハ110が、臨時列車として福島臨海鉄道へ乗り入れることになりますね。
まもなく湯本。
下りホームには足湯が設けられています。
最後の途中停車駅、湯本には13:09の到着。
いわき湯本温泉の玄関口であり、スパリゾートハワイアンズへの最寄り駅です。
なお、「湯本」の付く駅は、箱根湯本(神奈川県)、長門湯本(山口県)、そして福島県にあるこの湯本駅、3カ所です。
進行方向右側にいわき市石炭・化石館が見えます。
ここにはD51-946が1両静態保存され、列車内からもその姿を見ることが出来ます。
この地域は、以前は炭鉱と温泉で栄えた町でした。
以前は湯本駅から炭鉱へと線路が延びていたこともありました。
磐越東線の線路が見えてきました。
土手の上、草木の色が異なる部分に線路があります。
入れ違いで、磐越東線のディーゼルカーが走り去っていきました。
まもなく、終点のいわきです。
1897年に「平」として開業後、1994年にいわきへ改称し、今日に到ります。
昔はここで機関車の交換作業が行われていました。
運転士さんと車掌さんは、ここでも交代しました。
あれ?ひたち9号はいわき止りの筈なのに、なんでここでも乗務員交代があるのでしょう?
詳細はまた明日!