毎度!〆爺ですm( _'_ )m

 

 約1ヶ月以上苦しんでいますマイクロさんちの70系ですが、現在も絶賛迷走中です。なのココでで一旦ちゃぶ台をひっくり返すことにしました。つまり、オールリセットです。

 

この経緯について検証(言い訳)をしてみます。

 

 まず,最初に考えたのは電源をどのように供給するかということです。マイクロさんTOMIXさん方式の集電スプリングによる方法か,KATOさん方式(グランライト方式)にするかでした。ここで通常の〆爺では先頭車から先に工作するのですが、今回は中間車のモーター車から工作したため,電源の取り出しを考えた場合、KATOさんのほうが難しそうなので,前回小田急SEで採用したユニットを採用することにしました。ところがこの70系にはユニットを支えるユニットホルダーがありません。なので,過去ブログでご紹介したとおりのホルダーを自作しまし

た。

 

 

これはこれでよかったのですが、窓からユニットがなぜか見えてしまうのです。原因は天井から生えている(?)突起によって室内高が確保できなかったと考えました。

 

これに対応するため、基板に欠き取りを設けたのですが、この欠き取りの位置にブリッジダイオードが鎮座していたので0.5mm程度しか空間が確保されませんでした。ブリッジダイオードの位置を変更しようかと考えましたが、回路的にうまくいかず少し浮かせてみたのですが、全く改善されませんでした。

 

そこで、ブリッジダイオードをキッパリ諦め、スイッチングダイオード4個によるユニットを組み、ユニットホルダーの高さを増してみました。

 

 

 結果、モーター車はうまくいったのですが、T車に関してはユニットホルダー設置個所が座席間にしか取れなく、台座を透明プラで作りました。遠目に見ればわからないのですが、所詮“代替案”・・納得できませんでした。

 

 

 また、この工法を妻窓のないクハおよびサロに施しても何もメリットがないのです。そこで、クハとサロは設計を変え妻面からの集電としました。ユニットから「コ」型の燐青銅帯板によってユニット固定と集電の確実性を高める方法なのですが、ユニットの集電側で無い方の端にスペーサーを取り付けないとユニットの水平をキープできないという欠点があり、1mmφのプラ棒を「基板のホールにねじ込む」という荒業まで投入しました。結果としてはやはりLEDの存在が分かってしまう状態でした。

 

 

訳解らんわぁ

 

これはもはやユニットの高さが問題ではなく、窓ガラスが平滑でないことが原因と思われます。

 

ここで冒頭の“ちゃぶ台返し”です。

 

 今までの経緯からの問題点、さらに解決案

<問題点>

 ・どの高さに設置してもLEDの設置箇所が解ってしまう?

 ・ユニットを支える支柱設置箇所がない

<解決案>

 ・ユニットを天井に固定する方法に変更

 ・集電スプリングは廃し、妻面集電方式

 

 つまりは、クハ・サロ方式をモハにも適用してみることです。更にクハ・モハに関しても「コ」形の一体形から分割しユニットを天井取り付けに変更することにします。

 

 と言うことで,モハ(T)で試みました。集電子を車端にすることにより妻窓からどのように見えるかをテストしたかったのです。また、モハの妻面には窓ガラスがはめ込んであり、その場合の通電試験も兼ねてみました。

 実際に作成してみると確かに妻窓からはっきり集電子が見えてしまいますが,連結面より眺めることはまず無いので、つまらないこだわりはさっさと棄てるべきでした。

 

 

 天井に張り付けたユニットは当然室内最高点に設置できたのですが、点灯試験を行った結果、原因はやはり窓ガラスにあったとしか思えません。平滑でない分LEDの光を乱反射してしまっていた模様です。つまり幾度となく行われた試作はすべて「無駄」な作業であったと・・・・・・

 対処の方法はチップLED方式ではなく、LED+導光材が良いということです。

〆爺は既にこの70系でLEDを56個使用しているので、今更変更することはしませんが、もう1編成ある70系を弄るときには参考にしたいと思います。ただ、LED1灯式にも問題があるので、また大いに悩むと思いますが・・・・

 

 本来、すべての車両を再改造するところですが,最後の1両で方針が決まったため、追々改造していくことにします。・・・あまりに時間がかかりちょっとウンザリ・・・です。

 また、この車に関わっている間にKATOさんちのスハ44系「はと」および「京急大師線230形」が入線したのに、ブックケースから出してもいないのです。

 

 

あっ!

 

 今更ながら思い出しましたが、KATOさんちの「C62東海道型」と「京急大師線230形」を一緒に買ってしまったら、KATOのキャンペーン応募はがきが1枚しか貰えませんでした!・・・皆さんお気を付け下さい♪

 

 本日もご来店ありがとうございました♪ ご案内は久々の問題作で疲労困憊の“〆爺”がお送りしましたm( _’_ )m