先日の東京メトロ2000形の甲種輸送でも活躍した寒冷地仕様は旋回窓のDE10 1592号機からです。ワイパーでは追い付かない豪雪をかき分け視界を確保するアイテムである旋回窓。よく船艇で見られる独特のワイパー変わりと申しましょうか?

 

 淘汰が進むDE10形式ディーゼル機関車ですが、本来の職場からあぶれて中部地区に流れついたのでしょうか?本来なら改造でワイパーに変更もありうるハナシだったのかも。されど1592号機は苦難を乗り越え旋回窓を維持しています。

 

 よく見ればキャブの窓4つにも装備。このキャブだけ見れば・・・艦船と間違えるような!?そんなDE10もいよいよ正念場かもしれません。昨年度は新鶴見のDE10が大量に廃車回送されましたからね。そんなDE10 1592号機からです。