しつこく特急「白鳥」の写真をご紹介。

 

「白鳥」は国鉄特急色も勿論似合うが、上沼垂色も非常によく似合っていた。

 

当初は同じ上沼垂に所属していた「北越」と「雷鳥」に採用され、何で最長距離を走る「白鳥」にはデラックス車が使用されないのかと苛立っていたが、しばらくして「白鳥」にも運用される様になった。今の様にネットで情報を得られた訳ではないので、たまたま撮っていて初めて見た時、「白鳥」のヘッドマークと車体の色が非常によく似合っていたので物凄く喜んだ事を今でも覚えている。

 

↑「白鳥」の車窓から最高に綺麗な夕日を見た事があり、その景色を入れて撮る事を5年越しで実現した1枚。

5011M 特急「白鳥」 羽越本線 今川→越後寒川 (新潟県岩船郡山北町今川) 1996.8

 

↑このカラーが一番似合う景色は夏の日本海をバックししたこういう感じだろう。

5012M 特急「白鳥」 羽越本線 上浜→小砂川 (秋田県由利郡象潟町川袋) 1994.8

 

↑吹雪をついて北を目指すが、北陸トンネルを抜けたこの場所では、まだ長い道程の序章にすぎない。

5001M 特急「白鳥」 北陸本線 南今庄→今庄 (福井県南条郡今庄町南今庄) 1995.1

 

国鉄からJRになり、国鉄時代からの車両が相次いで塗色変更されたが、その中でもこのカラーは特に秀逸な仕上がりだと思う。中には微妙なのや、「何故そうなった!」みたいなのがあるが、長く使われ、飽きないデザインだったと思う。