KATOから発売された京浜急行230形をベースにホビーセンターカトー ブランドで譲渡後の琴電30形がタイプモデルとして発売に
ここ最近リバイバルのクラウドファンディングなんかで琴電ブームでもあったので、京浜急行230形に次いでこちらも買ってしまったのでレビュー的なものでございます。
パッケージ
2両編成なので紙箱
ホビーセンターカトー ブランドでの赤い箱は初めて買いました。
左右面と
上下面はこんな感じ
発売元はホビーセンターカトー ですが、ロゴ類は通常のKATO製品と一緒であくまでも箱の色での区別になっています。
裏面には諸説明
これ以上の解説は中の説明書に書かれています。
中身を開封してみまして取説
実車の解説は無く、ステッカーの貼り付けや室内灯の取り付けなどの実用的解説がメインでありました。
付属のステッカー
高松築港行、瓦町行、八栗行、志度行までが青色のサボ
赤色のサボで平木行、長尾行の6種類を網羅しています。
実車の特徴ではありますが、サボに駅名だけでなく“行”の字までが書いてあるのが特徴的でありますね
車両の収納状態
パッケージから車両が見えるように、車両がややずれて収納されているのが特徴的でありますね
付属品はジャンパ線と室内灯のプリズム
ジャンパ線はちゃんと琴電のファンタゴンレッドになっています。
車両を見ていきます。
長尾・瓦町方の31号車
初期譲渡グループがプロトタイプなので貫通路は未設置の原形の前面形状を保った車両に
この車両もジャンパ線の数は3本だったようですが、やはりアッセンブリーキットと金型が一緒なので2本での表現
タイプモデルで、他にも異なる部分は多いので致し方ない部分ではありますね。
側面
後に軽量化を目的に台車交換が行われたようですが、譲渡初期がプロトタイプなのでこちらは表現として正しい模様
やや塗装の境目で塗装が滲んでいましたが、ファンタゴンレッドの何とも言えない色味は結構良い感じに再現されているので満足であります。
妻面側
色味の変更だけで大分違いを感じますね
屋根周り
琴電譲渡後はかなり黒に近いグレー色に
色味のお陰か、京浜急行230形よりもライト周りの隙間が目立ちづらくなったのは嬉しいポイント
高松築港・琴電志度方の32号車
こちらの車両は琴電譲渡後に台車交換&電装化解除が施されているのですが、その点に関しては再現されておらず
故にタイプモデル&ホビーセンターカトー ブランドからの発売になった部分の一つであります。
上手いこと弄って、足回りの正規化なんかをやってあげると楽しそうでありますね。
譲渡後すぐに撤去されたパンタグラフ
台だけはそのまま残っていましたが、その姿は専用の屋根パーツで再現されています。
ということで、KATO製 ホビーセンターカトーブランド 高松琴平電鉄30形タイプ 2両セットのレビュー的なものでした!
タイプモデルとはいえ、KATO製品で琴電の車両が出るとは非常に驚きでありました。
流石に貫通扉ありの後期譲渡の編成は出なさそうですが、他の琴電の車両たちと並べて遊んでみるのも楽しそうでありますね。
折角なので最後に琴電1080形の還暦の赤い電車と京浜急行230形と並べたお遊びカットで〆
ちょっとタイミングがずれて、未だに30形が琴電に残っていたらこんな世界線もあったんでしょうねぇ