昨日、名鉄より面白いニュースがリリースされました。

特急車の間合い運用として運転されている急行で、

通常締め切り扱いとしている特別車を営業扱いにして運転するというもの。

通勤時間帯の着席サービス拡大を図るために実施するとのこと。

対象列車は平日ダイヤの新鵜沼6:00発と6:16発の2本の急行。

00発が豊川稲荷行き、16発が河和行きとなっています。

運用開始日は今月15日からで、ミューチケットは今月13日から発売開始とのこと。

ミューチケットの販売方法や取り扱い方法は今までと同様で、特に特別な事はない模様。

ネット予約サービスの方もちゃんと対象になるようです。

ただミュー定期券に関しては、対象となるのはちょっと先のようです。

いやー、面白いですね。

 妄想で「一部特別車の急行」なんて考えたりしたこともありますが、

本当に走る日が来るとは思ってもみなかったです(笑)。

ただ問題点として、特急に比べて停車駅が多い分、車内検札が追い付かず、

ミューチケットを未購入で乗車した乗客に対して車内精算が行えず、

未精算(要するにミューチケット代未払い)で下車される可能性が少なからずあるのではないかと思ったりしています。

また記事にあるように、新鵜沼6:16発の河和行きが特別停車する中小田井駅と下小田井駅にはミューチケットが購入できる券売機が設置されていないため、

この2駅では駅でのミューチケットの購入ができません。

なので、この2駅から乗車する場合は、

ネット予約サービスを利用しない限り、必然的に車内での精算となってしまいます。

これも少々問題なのではないかと思います。

この「一部特別車の急行」は試験的なものなのか。

それとも今後、他の間合い運用の列車にも導入されるのか(さすがに準急と普通はムリだと思うが)。

今後の展開が楽しみです。

ちなみにネットニュースでの報道によると、

対象の列車に対して、駅の案内表示器等で一部特別車である旨の案内はされないようで、

車両側も、特別車の側面の種別行先表示器は現行の「締切」のままで運行されるとのことです。

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