こんにちは。
今日はNゲージ鉄道模型、機関車へのジャンパ栓ケーブル、エアホース表現をせっせとやって来ましたが、今回の2両で一通り完了 ということになりました。
ED75 741(TOMIX 2175)と、ED75 94(KATO 3029)です。総勢79両在籍する機関車の中で最大勢力のナナゴー2両が残っていたのは意外でした。自分でやってこうなってたんですが..。最近直流電車の話題が多かったですが、久々の本家?ナナゴーネタです(笑)。
ケーブル、ホース装着後の姿です。最近すっかり標準になったケンタカラーワイヤー#28(実測0.33mmφ)を使っています。左の94号機は後述しますがKATOの2G;第2世代車で、KE77開放栓ケーブルの表現が付いていませんでした。のでTOMIX同様、慎重にカッターを入れて開放栓を斜めに持ち上げる”開”表現化を行っています。
これが整備前の姿でした。
カラーワイヤー装着も色々知恵が付いて..最近はピンバイスを2本使用、上の0.3mmφで下穴をあけてから、下の0.4mmφで拡げるということをやっています。こうすることで穴空け位置、コックセンターを外しにくくなります。0.3mmドリルは以前一発で折れましたが、買いなおしたTAMIYAのものは安定して使えています。前のは材質が脆かったものと思います。
このように持ってセンターを外さないよう慎重に穴あけ..
空けた0.4mm穴に0.33mmワイヤーを挿し込むとユルユルなので、ワイヤー先っちょに少量の瞬間接着剤を付けて挿し込みます。そのまま保持しているとすぐに動かなくなります。
この作業はボディーだけ外し、動力ユニットはそのままの方がやり易そうです。
一方何度やってもおっかないKE77開放栓へのカッター入れですが、これはボディーを持って作業しなきゃ仕方ないわけで..(写真のボディー固定は撮影のため..)
”開”表現を終えたら、あらら、741号機の機番がフニャフニャ(汗)。どっかで触っちゃったんでしょうねー。インレタ表現で上からクリヤーをかけていますが、整備時などに触れちゃうと簡単にこうなっちゃうようです。記事冒頭の写真はインレタ転写をやり直した姿です。
一方左の94号機ですが、KATO2G車唯一の生き残りです。他は長年使用の集電不良などで既に引退しています。この際殿堂入りでも良いかなー とも思ったのですが、走行は今も安定していたのでワイヤー施工を行い、現役続行してもらうことにしました。
KATO1G~3Gのホース表現付車両揃い踏み..2G整備はこんな並びをやってみたかった、というのもありました(笑)。
左から ED75 1022 1G 品番309-1 既に殿堂入り
ED75 94 2G 品番3029 今回整備 2G唯一の現役機
ED75 1001 3G 品番3075-1 最新設計、現在の主力
1G車は30年程前にスカートの無理矢理ボディーマウント化と共にホース表現やっていました。
作りも段々進化しているのが分かりますねー。なお、世代表現は私が勝手に言っているものです。1Gより前にKATOからED75の発売があったとすれば、おかしなことになります(笑)。
上から第一世代1G→第三世代3G 動力ユニットメカの進化も見て取れます。1G車はDCC化出来ず、既に固まっちゃって動きませんが、1枚上の写真、DCC線路上でライトだけはほのかに点いてくれました。
今回整備の2G 94号機(左)、一般型、700番台も含め床下機器パーツが共通表現だったので、機番の下、カバー無しの床下表現を苦労して作った車両です。右はその後発売されたTOMIXの9135 はそのカバー無しがしっかり表現されています。これらヒサシ付きナナゴーは現在TOMIXが主力ですが、実車に似た表現にしようと頑張った94号機ですから、動態保存的意味も込めて、引き続き走ってもらおうと思います。
整備を終えた741号機は、引き続き奥羽本線客荷混結846レの先頭に..
94号機はTOMIXホキ800編成の先頭に立ちます。先日とばっちりを喰って廃車になったTOMIXの157号機が牽引していましたが、これの代わりです。ヨ8000を前後に増結して国鉄時代の編成、ED75機番シリーズ番外編 65号機牽引写真のイメージです。
(ホキ800リンク記事の牽引機、TOMIXの140号機も既に引退しています。)
ちょっと見にくいですが、1枚目の写真では付いていなかった連結器解放テコの表現を、その後追加しています(笑)。
手すりなどDetail表現が足りない部分もありますが、こうして整備するとまだまだ映える作りだな という気がします。
これで機関車連結器周りのケーブル、ホース類表現は全車終了になります。しかしやっているうちに知恵が付いて仕様変更などありましたので、引き続き一部最新仕様化の再整備をやろうかな と思っています。これはまたの機会に..
最後までご覧いただきありがとうございました。