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京阪神急行B支線

百々怒涛(どどどとー) と申します。関西モノを中心に色々なBトレインショーティーを収集しています。鉄道趣味の中でもニッチな沼に肩まで浸っております。図鑑的にご覧頂ければ幸いです。

JR貨物 EF65形直流電気機関車 0番台 JR貨物2色更新色 

いつも当ブログをご訪問頂き、ありがたく御礼を申し上げます。

花粉が…。

マスクは始終しているのですが、天空の城ラピュタのラストシーンのムスカばりに「目が! 目がぁ〜!」と叫ぶ日々です。

この受粉する場所を間違っている子達をどうにか導けないものでしょうか。

本日は、感動してるわけでもないのに目を真っ赤に腫らし、滂沱の鼻水を拭いながらこちらの車両のBトレインショーティーをご紹介致します。

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JR貨物 EF65形直流電気機関車 0番台 JR貨物2色更新色 です。

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EF65形電気機関車は現在でも現役機の残る機関車です。

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しかしながらそれは主に「PF」と呼ばれる1000番台以降の車両で、この0番台は残念ながら現在では全機引退しております。

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0番台は主に平坦区間の貨物列車の牽引を目的として、1965年から70年にかけて、135両が製造されました。

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それまでこのポジションを担っていたのはEF60形電気機関車で、パワーはあったものの高速での運用に難がありました。

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時は高度成長期、物流ニーズは増大し、高速道路網が現在ほど整備されていない時代で、鉄道貨物に求められる輸送力はひっ迫していました。

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そんな中、国鉄の直流電化が山陽本線にまで延び、コンテナ輸送網が確立されていきました。旅客運用が電車化・高速化する中で、その間合いで運用される貨物列車にも高速化が求められるようになりましたが、EF60形の能力ではその要請には応えられませんでした。

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そうして開発されたのがEF65形で、牽引力と高速性能という、相反する能力を併せ持つ機体として登場しました。

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貫通扉を持たないデザインは、「重連の必要なし!」との気概の現れで、東海道・山陽貨物を主に担当し、その能力を遺憾なく発揮します。

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その後、JRが発足。一部の機体を除いてその多くがJR貨物へと継承されました。

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そして1989年から、主電動機のコイル巻替え等、長寿命化を目的とした更新工事が施されます。

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更新工事未施工車と区別するために、更新工事を施した機体にはオリジナルの塗装が施されました。

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当初は上部のブルー塗装に濃淡がついた3色更新色と呼ばれる塗装が施されましたが、後に埼玉の大宮車両所で全般検査と呼ばれる機関車の車検みたいなものを受けた車両は、ブルー濃淡を無くしたより簡易な塗装に改められました。

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今回ご紹介のBトレは、その塗装に該当します。

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微妙な差ですが3色更新色と比較して見て頂くとよくわかるかと思います。

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EF65形0番台は21世紀を迎えると、JR旅客会社で余剰となった1000番台の転入と、新鋭EF210の量産により徐々に淘汰が進んでいきました。

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詳しいことはよくわかりませんが、EF65-0番台は2011年前後に全車廃車となったようです。

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末期まで残った機体は、ぶどう色57号機を除けば、この配色のものが多かったのではないでしょうか。

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東海道・山陽路を駆け、昭和と平成の日本の物流を支えたEF65形-0番台。

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想像力を掻き立てながら、EF65形-0番台の最末期の姿をBトレで何とかそれっぽく再現できればと思います。

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