国鉄の分割民営化に際し北陸本線の輸送改善用として導入された形式です。
2ドアクロスシートの近郊型電車ですが、足回りは急行形電車のものを流用しています。
一部はあいの風とやま鉄道に譲渡され、JR西日本では七尾線を中心に運用されていましたが
2021年3月のダイヤ改正でJRでは運用終了予定で、今後1編成が観光列車用としてえちごトキめき鉄道に譲渡予定です。
走行音は急行形電車が種車となっているためMT54モータの急行形タイプの音で、現在ではかなり貴重な音です。
七尾線はロングレール化されていないためジョイント音を楽しむことが出来ます。
この時もうすぐ定年という車掌さんと少し話をさせて頂いて、七尾線の雰囲気と共に印象的な出来事となりました。

区間 宇野気 - 能瀬
車両 クモハ413-8
収録 2021年2月