こんにちは。

首都圏最後の国鉄型特急電車 185系”踊り子” も残り1週間ですね。今日はこの写真をUpしてみたいと思います。最後の方に車内オルゴールのミニ動画があったりします。

 

私は基本ナナゴー、デーデーテッチャンですから(笑)あまり多くは撮影していませんが、馴染みの車両、列車です。古い写真が多くなりますが最後までご覧いただければ幸いです。

 

ここから3枚はデビュー当初の写真です。撮影日がハッキリしませんが、プリント写真に81年の刻印がありました。東京駅と思われます。(掲載写真はネガScanです。)ホームなど今とは全然違う雰囲気ですね。登場当時は側面運転台下に小さいJNRマークが付いていました。

185系踊り子としての運転開始は1981年の10月です。昨年その記念メダルを見つけた記事を書きました。40周年まで、約半年足りなかったことになります。(惜しい)

 

当初から特急以外に普通列車でも使う というコンセプトがあったようです。連結面に”普”の字が見えています。奥に止まっているのは20系寝台車、恐らく急行”銀河”でしょう。こういう組み合わせを見ると185も長く走ったんだなー と思います。

 

しかし特急”踊り子”としての運転は、私的には最初から歓迎できる存在ではありませんでした。普通車のシートが転換クロスだったんですねー。リクライニングが効かなければ、2人掛けシートの間にひじ掛けもない、これで特急料金かかんの?と。少し先に登場した117系は性能も類似ならシートも同じ転換クロス、関西では”新快速”で、特急券無しで乗れるんじゃん というのもありました。

 

これは函南-三島で撮影したもの。富士山バックのポイントでしたが、山は雲の向こうに沈没してしまいました。1枚目と同じ日の撮影、1992年です。

 

2002年までにリニューアル改造でフルリクライニングシートになり、ようやく特急らしくなりました。これは2006年3月の撮影、堂々の15連です。113系引退が迫った時期でした。

いつの間にかマーク左下、L特急のシンボルが消えています。

 

113系なき後は東海道線でMT54モーターサウンドを楽しめる唯一の存在となり、好んで乗るようになりました。これは2017年、学生時代の友人たちと旅行へ行った時、湯河原で下車した列車を後追い撮影するところを、後ろから友人が撮った(撮られた 汗)ものです。当然の如く185系列車を選んで私が切符を手配したんですが、丁度直前スジで伊豆急リゾート車両(だったかな?)の臨時特急が走った日て、”何であれじゃないんだ!”とブーブー言われたのを覚えています(笑)。”非鉄”の友人ばかりですから古い”国鉄型の魅力”よりも新しいリゾート車がいい..そりゃそうかな。なおリゾート特急は湯河原通過でした。

 

その後も仕事で外出の際など、時間が合えば折に触れて510円の特急券払って短区間乗車をやっていました。乗るのは決まって9号車、MT54モーターの付く”モハ”は、自由席ではこれ1両だけだったからです。

 

その9号車モハ185車内で撮った動画です。東京駅到着前、♪汽笛一斉... 鉄道唱歌のオルゴール音が入ります。電子音になっていましたが..踊り子が引退したらこれもそう簡単に聞くことは出来なくなるのでしょう。(2018年撮影、スマホ縦位置動画を加工しています。画面が小さいですがご了承ください。)

 

2019年に乗った車両の東京駅到着後車番アップ撮影。切抜文字が国鉄型を物語ります。私はこの時が最後の乗車ということになりそうです。

 

登場当初は敬遠しながらも、何だかんだで馴染みの深かった185系”踊り子”、次の金曜が最終日です。長い間お疲れさまでした。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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