こんにちは。

3月になり18きっぷシーズンを迎えました。とはいえど相変わらず例の新型コロナウイルスというやつは猛威をふるい続けていて、なかなか旅行に行くのも憚られる日々が続いています。かくいう管理人は、久々に購入しては、中国地方のローカル線をめぐる旅行くらいはしてみたいなぁ、と考えています。

さて、今回は10年前のそんな青春18きっぷシーズンのお話。

2月末の旅行ですっかり北陸熱がいい具合に過熱した管理人は、いい調子こいて週末に迫ったダイヤ改正前にもう一度だけ行っておこうと、改正前最後の週末を利用してまたもや北陸へ向かったのでした。

道中の三原ではこちら。
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もう今では見納めとなったカラーや車両ですが、この頃は現役。

悪い癖というべきか否かはわかりませんが、旅に慣れて同じ道中を行き来する回数が増えると、その時の写真ってあまり撮らなくなってきます。新快速でひとっ飛び、さっさと敦賀まで到着です。

お目当てはまたも419系通称"食パン電車"ですが、列車が来るまでには
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EF81の貨物列車も。いわゆる日本海縦貫線では、貨物列車も広島近辺で見られる機関車と異なるのが良いです。

さて食パンの入線。
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前回は敦賀方が特急顔の編成でしたが、今回は両先頭車とも切妻型先頭車のD-02編成でした。この形式に乗車するのも最後だな…、と思いながらの乗車でした。

元が特急車の419系。ボロだの食パンだのいろいろといわれていましたが、実際乗ってみると乗り心地は良かったように記憶しています。但し、割と空いた列車での乗車でゆとりがあったためで、混雑時間帯に折戸で車内に狭い箇所もあるこの車両が来ると、地獄だったのかもしれません。

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金沢で乗り換え。2月の時と同じ並びですが、今回は右の富山方面の列車は真っ青。まだあいの風とやま鉄道で413系がわずかに残存しこの色を纏っていますが、419系がすべて北陸色のまま引退となったのは、ネタ要素を除けば幸いだったかもしれません。

ということで富山に到着。食パンにならぶもう一つのお目当て、それが…
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食パン同様にダイヤ改正後に定期運用を失うことになっていたキハ58系。2月末の時には高岡色が運用に入っていましたが、今回は国鉄色。日本で最後に運用されていたキハ58系の国鉄色(当時)を、最後に拝んでおきたかったのです

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この車両がダイヤ改正前日までの運用に充てられ、それを意識して特製のヘッドマークも両先頭部に装着。

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越中八尾駅と富山駅の間を一往復しましたが、乗り納めの方が多く車内は非常に混雑していました。

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富山駅に帰ってきて、入庫前のカット。前回2月の時は翌日が平日だったため、朝の運用に乗車できましたが、この日は土曜日で、翌日朝はキハ58系が運用に入る列車は運休のため、これが撮り納めとなりました。

マイナーな話題ですが、
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この頃は521系の導入が徐々に進んでいた頃で、残存していた急行型も少しずつ整理が始められていました。一部の列車は3両編成を2編成併結した6両編成を常態化させたうえで中間の先頭車の運転機器を使用停止し、クハ→サハ、クモハ→モハとする改番が行われていたようです。

ちなみに、サハ455形は純正の中間車として8両が製造されていますが、この時点ですべて廃車となっており、サハ455-64という車両は、いきなりサハ455形を製造番号にして8倍にして復活するという状態に、またこの車両と連結されていたモハ475形(←クモハ475形)に至っては、475系の新系列となってしまうという非常に奇異な状況が発生していました。

最後に。
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当時ホームに設置してあった時刻表。普通列車と同じくらいの本数特急列車があった栄華は、これからも記憶にとどめておきたいものです。

今回のご紹介はこれにて終了。翌日分を続いて作成します。今回も最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。


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