KATO 2017-7 C62 東海道形 パーツの組付け間違いを修正する! | キハでGo!

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こんばんは、今週もいつもどおりに順調に消化できており、明日1日でまた休みですw

 

そんな中・・・・

先日、キハすきすき線区に入線したKATOのC62(東海道形)(詳しくはコチラ)ですが、ネットで鉄摸情報をNゲージinfo様のサイトを見ていると公式発表でパーツの組付け間違いがあったようです。(公式はコチラ

発売後から5chでは、「組み込みエラー」と飛び交っていましたが、どこなのかわからず、何回か確認してもその時は判りませんでしたw

 

そして2日前にようやく公式に掲載された文面を見て、入線したC62も組付け間違いの箇所を確認できました。

2枚目はテンダー(炭水車)ですが、この台車の間のブレーキパーツが逆に組付けられているようですw

パッと見は普通についているように見えますw これでは判りませんw

ただ公式の書面ではこの影響でテンダー車が脱線しやすいと書かれており、今、症状が出ていなくても今後、出る可能性があるので、修正しておく必要があるとのです。

 

方法は2つ!

ひとつは公式の書面にある組付け修正を自分で行う。それが難しい方は、2つ目としてKATOへ着払いで返送し、KATOで修正してもらう方法です。

キハすきすき線区では前者を選択!

 

さっそく、作業を開始します。公式の書面の通りに紹介していきますw

まずはテンダー車を分離します。 線路上で本体からテンダー車を引っ張ると抜けるような感じで分離します。

公式ではテンダー車をひっくり返して、以降の作業を進めていますが、その時にテンダー車上部の細い手すり2本を折らないように注意とあります。

私は写真のように基本は寝かせて対応し、パーツを外す時は石炭部分を手のひらに設置させて作業しました。

 

まずは台車の押さえ枠を外しますが、これは精密ドライバーを使って軽く持ち上げるようにすると、簡単に外れます。そして台車は台車軸の矢印方向に軽く押しつつ、持ち上げると同じく簡単に外れます。

この時ですが、押さえ枠は非常に細い部分もあるので、割らないように注意が必要です。

2枚目が台車を外した写真ですが、ちょっと見えにくいと思いますが、ブレーキパーツが間違った方向でついています。

キハすきすき線区での走行では特に支障はありませんでしたが、このブレーキパーツの両エンドが外に出てしまっているので、台車枠に干渉してテンダー車の脱線が生じるようです。

 

まずは問題のブレーキパーツを外します。ブレーキの空気タンク?にあるでっぱりで刺さっていますが、抜く際に「ピンッ」と撥ねていく危険性があるので、紛失しないように注意が必要です。(ちなみに私は差し込む際に何回か落としてしまい、頑張って探してましたw 大きいパーツですが、落とすと意外と見つけにくかったですw)

2枚目は正しく組み込まれた状態です。組付け間違い時は空気タンクのでっぱりだけでしたが、正しく組むと空気管についているでっぱりもテンダー車に開けられた穴に刺さるので、しっかりとパーツが組付けられます。

そしてパーツの位置を確認すると、配管がテンダー車の中央を這うようになり、台車枠に干渉しない位置となります。

 

後は台車と台車の押さえ枠をテンダー車に組付け、線路に留置していた本体にテンダー車を押し付けて作業完了です。

 

今回は簡単な修正だったので、自身で行いましたが、パーツが細く、普段から鉄道模型の分解になれていない方は時間はかかりますがKATOへ送った方が確実かと思います。

しかし最近のKATOは組付け間違いやエラーが多く感じるのは私だけでしょうか? 購入はしていませんが、EH10は導電パーツの間違いで最悪はショートや発熱を引き起こす可能性もある内容であり、だいぶ前ですが、お召列車のパーツ間違い(詳しくはコチラ)、SLやまぐち号のサボ印刷の位置違い(詳しくはコチラコチラ)などがありました。

エラーは困るのですが、しかしちゃんとこうして対応していただけるので安心はしています。しかしこの対応で要らない経費が掛かってしまい、収益率が低下すると、その分、他の商品などに転嫁される可能性もあり、対応はありがたいのですが、考えもんですw

今回は簡単に対応できたのでひとまずは一安心w

でわでわ