こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、西武2000系初期型2両固定編成 2405Fの話、前回の続きです。

 

前2両が今回整備の2405Fクモハ2405クハ2406、クモハはスカート無しの菱形ダブルパンタ車としています。GM(グリーンマックス)品番4149をアレンジしたもの、長らく運用に就いていませんでしたが、久々の本線走行復帰です。後方は新2000系2093F、2+8連での運転です。

前回他編成から走行抵抗の軽いTR-200Aタイプの足回りを貰って、室内灯を入れたところまで書きましたが、私的にこれで整備終了とはなりません。

 

床下機器を大手術しています。写真は整備後、切り貼りだらけですよね。以前はゴム系接着剤を使っていましたが、剥がれたりするので今は瞬間接着剤を使っています。ちょっと斜めにくっ付いて、即固まっちゃったのがあるのはご愛敬(笑)。

 

何故こんなことをするか?..製品の表現に納得が行かないからです。どこまで床下を精密に再現するの?というのはありますが、肝心なところがおかしいと思う...

 

まずクモハ2405の整備後の姿、抵抗器の表現を変えています。前にも触れていましたが、奥に写るモハ2157(未改造)のように、1つ1つの間に間隔がある”歯抜け”抵抗器通風グリル表現が付いていました。歯抜けの分実車より数も少ないし..これではおかしいと連続表現のものに変えています。やっぱこうでしょー。

 

右に写るのが製品に付いていた”歯抜けグリル”。実車でこんなスタイルはあり得ないと思うけど..。そこで左のGM8496 京王6000系の床下機器を買ってきて、切り出して交換しています。同じGMでも”歯抜け”じゃない製品もあるんだ..

 

これが実車です。抵抗器グリルは”歯抜け”には見えません。なお、モーター瞬殺事件 記事で新2000系の写真をUpしていましたが、初期車は通風グリル数が11連と多くなっていますので、模型でもこれを表現しています。他の機器も実車にできるだけ合うよう貼り替えています。

 

上記リンク記事でかきましたが、反対側も機器配置が前後真逆に見えたので、切り刻んで1つづつ逆順に貼りなおしています

 

クハ2406も同様に大手術、下が元々製品に付いていたものです。全然配置が違うし、目立ったのが矢印枕木方向に配置されたMG(電動発電機)表現、国鉄型ではよく見るタイプですが、西武電車にこれはダメでしょーー

上のように機器配置を大幅にやり変えています。元製品のものを使えたのはエアタンクなど一部のみ、あとは他の車両のものを持って来る必要がありました。MGは元製品のものが全く使えないので、最初写真のようにでかいエアタンクをちょん切る形で表現しましたが、

何か違和感、、(汗)

 

その後KATOの西武101系足回りから切り出したMGパーツに貼り替えています。実はもう切り出す元パーツが減って来ているので、節約しようかという魂胆でエアタンクを使ってみましたが、タンク端を切っただけにしか見えませんでした(笑)

反対側も切り貼りやっています。

 

これが実車です。枕木方向に配置されたMGなんてありません。模型は写真に合わせて切ったり貼ったり..手持ちのパーツで表現しているので全ては合いませんが、許容できる感じにはなったかな?と思います。

 

こうして手間かけて床下の全面貼り替えをやった上て、運用に入りました。

まだパンタ塗装など、いくつか作業は残っていますが。

 

GM製品、前面窓の傾斜感とかボディーはいい出来ですし、床下もTR-200Aになってから格段に走りが良くなった..しかし床下機器はもうちょっと頑張って欲しいですねー。実車と少し違う 位は許容範囲と思いますが、全く配置が違ったり、形が違うパーツが付いているっていうのはどうなのよ?...と思います。決して安価な製品じゃーないんだし。

何とかしちゃいましたけどね..(笑)。でもGM製品の床下機器だけでは表現しきれないので..MGのようにそろそろ足りなくなるパーツも出て来そう..。

西武2000系は他編成の整備も続けます。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 DCCへ Blog村へ

 

鉄道コム 鉄道.comへのリンク