こんにちは。テスト前で口から血反吐が出そうな音国です。
東京メトロ17000系が運用を開始して話題となっていますが、レポする暇がテスト期間で無かったので、今回は17000系の一個前に登場したメトロの新車となる丸ノ内線2000系を写真を交えて紹介したいと思います。僕の1番か2番に好きな車両です。めっちゃ適当なのはお許しを。

外観
この車両を見た時にまず目が行く場所といえば車体色でしょう。真っ赤です。
アルミ製の車体にグローイング・スカーレットをラッピングしています。

先頭形状はとにかく丸!まんまるです。

昔の車両をイメージしたのかライトは鍵穴型です。

屋根には昔の車両に配置されていた「サインウェーブ」が。一世代前の02系もB修繕を行った際にこの模様がつきましたが、2000系ではホームドア設置で見えなくなってしまったことへの対処として窓上に配置しています。
そして何より優先席の窓が丸いんです!東京メトロでは初採用となる円窓。インパクトがあります…とにかく外装からクセが強力すぎる2000系。内装も見ていきますよ(半ば強制的)

内装
ドアは02系と同様、大きめなものを採用。窓に関しては、窓押さえ形状から強化ガラスにも見えますが、複層ガラスです。これまでのメトロ車両(営団は含めず)では強化ガラスを窓に用いてきて、13000系で初めて複層ガラスを導入。そのあとの新車は全部複層ガラスです。
LCDは3画面式を採用。出せる情報量が多い上に、特性上どうしても車両の屋根が低いのでLCDが下向きになり、逆に見やすい印象です。
ドア上の取っ手は突出が大きく、掴みやすいです。この写真では見えにくいですが、千鳥配置でLCD横に監視カメラが付いています。

天井です。球体がたくさんぼこぼこしてます。造形美。クーラー横は鏡面仕上げになっています。つり革は昔のリコ式つり革を意識した形状で、ドア付近はふつーの丸型です…白を中心とした車内に真っ黒の吊革、アクセントの赤がうまいこと調和してます。

イマドキの車両なので車内照明はもちろんLEDです。車体のイメージに沿ってるのか、とても丸い形の照明を採用してるみたいです


貫通扉の取っ手は、こんなふうに軽い力でも開くような機構になっています。13000系〜の新車は全てこれです。人に優しいってこういうところを言うんだなー

袖仕切りです。木目調でおしゃれ。他路線と比べると多少小さいです。

座席。これはメトロ車恒例の賛否両論座席。
見ればわかるように座面と背面がほぼ垂直になっています。座席が相当硬い08系を彷彿とさせるやつです。しかしこの2000系の座席、座ってみるとそこまで嫌な印象は覚えません。背面上部が内側にRを描いていて背中がちょうどよくフィットしますし、座面もクッション性はあります。疲れずに正しい姿勢をできる座席、と言ったらいいでしょうか。
座席に加えて操舵台車を採用しているので乗り心地は抜群です。

以上!!!
今、この車両はどんどん増備が進んで、丸の内線に行っても02系に合う数がどんどん減っていってます。02系の記録もお早めに〜♪