流氷物語号《後》北浜駅と知床斜里駅 | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を13年半で10000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 各地の観光列車に乗り鉄しています。

釧網本線を走る期間限定の観光列車「流氷物語号」を乗りに行った話。

前回の続きです。

 

【1】流氷見えず

釧網本線にはオホーツク海が見える区間があります。

ただし今年の2月下旬は、流氷は沖の方に行ってしまい、見ることができませんでした。

この地域では、冬には船を陸に上げる必要があり、線路からも見えました。

流氷物語1号は、途中の海が見える区間で徐行します。

 

【2】北浜駅

流氷物語の1号3号は、北浜駅に10分ほど停車します。

オホーツク海がよく見える駅が、北浜駅なのです。

小さな駅舎があります。

その中は、名刺が壁と天井にいっぱい貼られています。

九州の肥薩線の駅でも名刺でいっぱいの駅がありました。

昼間は何時間も列車が走らないダイヤです。

すぐ近くに大きな道もありバスも走っていますので、使い分けが必要でしょう。

駅ノートもあります。

人気の駅なのですね。

実は私は「流氷物語」に乗る前日の夕方に、駅舎の中にある喫茶店で食事をしたいと思って北浜駅に来ました。

でも残念ながら私が滞在した日の15:30~17:00は「CLOSED」でした。利用しようと扉を開けましたが断られました。

日によって営業時間が違うようです。

そこでやむを得ず北浜駅から徒歩3分のセイコーマートで、食べ物を確保しました。

温かいおにぎり、美味かったです。

 

網走15:10発の4729Dは、一般の気動車1両と「流氷物語車両」2両(うち1両は乗れずに回送扱い)で運転されました。

空いていて、写真撮りやすくてラッキーでした。

 

【3】北浜駅の展望台

北浜駅には、展望台があります。

高い場所から景色を眺めることができます。

展望台からは、オホーツク海が見渡せます。

少し遠くの知床連山も見ることができます。

「流氷物語」に乗った当日は晴れていましたが、前日に来た際は雲が広がっていました。

近くには交通量がけっこうある道路や、ガソリンスタンド、コンビニもあり、秘境駅という雰囲気はありません。

 

 

【4】知床斜里駅

「流氷物語号」の終点が知床斜里駅です。

到着したら、駅員さんが曲を演奏して、乗客を歓迎してくれました。

こけしのような形をした網走の民芸品「二ポポ」も、出迎えてくれました。

 

車内販売をしてくれたスタッフさんは、折り返しの列車で乗客を迎え入れるために準備です。

手に触れるひじ掛け等を、しっかり消毒する努力には、頭が下がります。感謝。

 

JR北海道が「北の大地の入場券」を販売しています。見本が飾られていて宣伝です。

私は入場券まで手を広げる暇とカネが無いので集めません。

 

【5】網走駅

私は網走駅から乗車しました。

網走駅には、今から25年くらい前に、3回来たことがあります。

その後は、カネが無い時期と、休みが取れない時期が続き、久々です。

改札付近は、昔のままという印象です。

 

顔出しパネルが2つありました。

1つは「網走監獄」です。

もうひとつはカーリングです。

あれ?北見のチームですよね。

駅前には、ルートインと東横インが、そびえ立っています。

私は東横インに泊まりました。

 

【6】「紫水」車両

JR北海道で観光列車としても使える「紫水」車両が、網走に停まっていました。

紫色で、輝く車体はカッコいいです。

車内はボックスシートですが、ゆったりしています。

花咲線の気動車も来ていました。

 

流氷物語の前回の記事はこちら↓

 

このあと、「SL冬の湿原号」に乗りました。

その話は、近いうちに。