オリンピックに合わせて導入されるDMV | 鉄道と仙南のイベントの事を語るブログ

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おばんでございます。いつも、ブログへ「いいね」をくださいまして誠にありがとうございます。今回は、東京オリンピックに合わせて実用化されるDMVの事をブログへ書いてまいります。

 

まず、DMVとは、デュアル・モード・ビークルという道路も線路も走行できるマイクロバスを改造した車両です。そのDMVは、2002年からマイクロバスの後ろのタイヤが線路の幅と一致している事をヒントに開発され、2004年に初代試作車両が完成して、各地で試験走行が行われてきました。そのDMVが開発から9年の年月の2021年7月から、本格的に徳島の阿佐海岸鉄道線で実用化・運行開始される事となるわけです。

 

DMVの実用化は、今年の東京オリンピックが開催される7月までに実用化される予定(3月に実用化される予定が変更)で、DMVが本格運行開始となれば、国内でも、世界でも初の本格実用化というのが実現となります。

 

 

DMVの導入においては、国により、条件というのが付けられていて、

 

①同一の線路では通常の鉄道車両を走らせてはならない

②線路上では、すれ違いをしてはならない

③線路上では、単行(1両)で運行する事

 

上記の3つが条件とされている。

 

①と②では、DMVの場合ですと、車体がマイクロバスと通常の鉄道車両と比べれば軽いため、当然、軌道回路というのは反応しないという事も考えられます。それにより、通常の鉄道車両とDMV車両では「閉塞」(1つの区間に対して、1つの列車しか入れない措置)のシステムは異なっている事にある。それによって、DMVと通常の鉄道車両は同一の線路というのが走れないという現状もその1つといえます。