おばんでございます。今回は、先月に発生した地震から新幹線が復旧するまで運行していた常磐線の臨時快速の事をブログへ書いてまいります。
先月23日の深夜に、福島県で震度6の地震が発生しました。その地震により、東北新幹線は架線柱に被害が出て、那須塩原と盛岡の間で運休が発生しました。それにより、新幹線が復旧するまでの間、代替として、高速バス、飛行機、在来線での臨時快速が運行されていました。
地震からその翌々日となる15日からは、浜通り側の常磐線で、品川といわきの間で運行している特急「ひたち」を臨時快速としていわきと仙台の間で延長運転という形で運行されていました。
これには、理由があり、
①仙台と関東圏を結ぶ必要がある
②いわき以北の交通機関の確保をする必要がある。
常磐道も地震で被害を受け、通行止めが続いていた。そのため、関東から仙台を浜通りで迂回する場合は、当然、常磐道を利用する必要があったが、地震で被害を受け、それにより、交通機関の確保をする必要がある事(17日に常磐道は完全に復旧)
その2つというものにありました。
先月15日には仙台地区で強風が発生しており、常磐線はダイヤが乱れ、いわきから「ひたち22号」となる臨時快速(仙台を13時57分に出発)も大幅な遅れで運行されていました。その「ひたち22号」という列車は、強風による大幅な遅れでも、仙台から東京へ向かうお客様(サラリーマン、ビジネスマンや学生等)を目的地まで届けた列車であり、ここまで頑張った列車といえます。これには、JR東日本さんの仙台から東京までお客様を第一に届けたいという思いがあったから実現したものだといえます。これも、新幹線の代替としての運行という使命というのにあると考えられます。