小幌駅~胆振線廃線跡巡り 真夏の北海道ひとり旅⑦ | ゆうとの鉄道ブログ

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ボストンバックとカメラを片手に
寝台列車に飛び乗った
遠い昔に 一度忘れた夢
深夜の汽笛

行き先も無い 終着駅も無い
夜明けさえ来ないなら

このまま乗っているつもりだ

2019/08/14~2019/08/17、東京から函館→伊達紋別→倶知安→ニセコと巡った真夏のひとり旅、長年行きたかった秘境駅への訪問と今回初となる自転車による廃線跡巡り、最高の温泉にグルメと真夏の北海道を満喫した3泊4日のひとり旅を掲載しています。
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来週以降の予定なんですが、東京の緊急事態宣言が解除されたら

いつもの旅の友人と、今年はまだ行けていなかった初詣に小田原へ

やっとですよ、、、。

そしてその日はなんと、、、、

まだ乗れていないE261系「サフィール踊り子」に乗る予定。

まあ、東京発で途中下車の予定なんですが、

とにかく楽しみですね。

今年になってから緊急事態宣言で、まったく外出すら出来ていない

日々なので、外出できるってこと自体がほんと楽しみだ。

コロナの感染拡大は今はおさまってきているようですが、

きっとまた感染拡大は目に見えて予測できますけどね、、、。

ほんと新しい生活に変わってしまったけど、

そんな中でも、何かを楽しみに出来るって素晴らしい事ですね。


と言うことで、前回の続きから。


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旅は2日目の11:30、この日は7:00に伊達紋別をスタート、旧胆振線廃線跡を自転車で終点の倶知安駅まで約83.0kmを巡る予定。この緑のラインがおおよそのルートとなるが現在は★印の伊達紋別駅から約27.5km地点の北湯沢駅跡地を過ぎて400~500m付近。



北湯沢駅跡地が現在はリゾート温泉ホテル「緑の風リゾートきたゆざわ」となっていて、そこを過ぎると廃線跡は緩やかな上り坂が続き、見落としてしまいそうな分岐点へ。




車道のまま進んでしまうと、旧胆振線廃線跡から外れてしまう( ̄□ ̄;)!! 左斜め前に伸びる細い歩道こそが廃線跡となっているんです。




この辺りで動画を撮っているんで入れてみたいと思います。
【音量にご注意ください】

 


さてさて、さっそく旧胆振線線路跡の真上を自転車で行ってみよう( ̄▽+ ̄*)  ここまではだいぶ車道を走って来たけど、ここから約7km近く「平成ふるさとの道」というサイクリングロードとして整備されているようだ。




橋から見える長流川の眺めは、当時の車窓にも美しく映っていただろうな。



橋を渡ると廃線跡は、緑の林の中へと伸びているようだ。先に見えているのは国道453号線の高架橋。



そしてこのサイクリングロードの「平成ふるさとの道」の巨大な木製プレート。この廃線跡よりやや奥まった位置にあるのでちょっと見落としそうだった、、、。



しかし、、、橋からわずか200m、国道453号線に面するこじんまりしたサービスエリアのような空間でサイクリングロードはいきなり途絶えてしまいiPadでGoogle地図を確認中。




そして間もなくこのサービスエリアからすぐ横に入れる道が存在するのを発見。間違いなくこれがサイクリングロード、旧胆振線線路跡だろう。



ここからは、また動画を撮影してみました。
【音量にご注意ください】

 


「メロディー橋」、、、硬い棒などでここをカンカンやって通過すると多分メロディーになる仕掛けなんだろうけど、正直このタイミングでのお昼のサイレン( ̄□ ̄;)!! 空襲かなんかかと思って超ビビったら、ちょうどお昼の12:00だったんですね。




そしてこの少し先になりますが、伊達紋別から30.3km地点、7番目の駅である優徳駅跡地がそろそろですが、事前調査で現在は広い空き地となっているという情報だけなのでここはスルーしました。



この辺りからまたまた動画を撮影してみました。
【音量にご注意ください】

 


ちなみにここまであまり書かなかったんですが、僕の乗っているこのロードバイク、イタリアはBianchi(ビアンキ)という世界一老舗の自転車メーカーで、この車体は2019年モデルのOltreXR3。フレームは衝撃を吸収する特殊な素材のフルカーボン製、重量もものすごく軽くてこのバイクじゃなければこんな距離は走れなかったんじゃないかなって、今にして思いますね(汗)



さてさて、そろそろ約7kmある「平成ふるさとの道」、サイクリングロード部分の終わりが近づいてきました。



ちょうどここが旧胆振線線路跡のサイクリングロードとしての終わりの部分。そしてこの場所で見上げるとなんと∑ヾ( ̄0 ̄;ノ



ありましたねえ(*^ー^)ノ コンクリート製の鉄道遺産、WEBでは引込線の遺構と書かれていますね。



すぐに自転車を降りて記念撮影:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



旧胆振線廃線跡は現存している鉄道遺産が極端に少ないので、これだけでもかなりテンションが上がりましたね。




情報が全く無いんで個人的な推測ですが、もしかするとこの辺の建造物も鉄道関連で使われていたものなのかもしれないね、、、。



そしてこの場所は、次なる8番目の駅である新大滝駅跡地からわずか300mほど手前に位置する。WEBでは新大滝駅跡地の情報として、「伊達紋別方には徳舜瞥鉱山から硫化鉄を搬送するために敷設された引込線の高架橋が残存、、」とあるのでこれが高架線の一部であったことは間違いなさそうだ。



さてさて、先を急ぐとしよう。まずは300m先にある次なる駅跡地へ。



すぐに辿り着いたのはこの大滝神社前。伊達紋別から35.0km、8個目の駅である新大滝駅跡地の住所的にはこの辺りだが、、、



しかしこの場所でいろいろ迷うと、どうやらWEBにはこの指をさした先、旧駅構内の一部が「平成ふるさとの道公園」として整備され、ホームのあった位置には旧大滝村を象徴するオブジェが設置され、、、と出ている。



そしてこの公園こそが、さっきまで自転車で走ってきた「平成ふるさとの道」の起点となっている公園のようだ。



新大滝駅跡地の痕跡を求めて進んでみる。なんだか、謎解きの探検のような気もしてきて結構これはこれで面白い。




どうやらこれが旧大滝村を象徴するオブジェのようだ。



そしてその横にありました:*:・( ̄∀ ̄)・:*: あくまでオブジェが主役のような書き方には残念だが、新大滝駅のプラットホームがあった場所に、、、と確実に書かれているね。




なんとか見つけた新大滝駅跡地の鉄道遺産、、、

しかしちょっと虚しい感じなのは否めない。

さてこの時点で時刻はお昼の12:50、付近にお店でもあれば

ランチタイムと行きたいところだが、、、

お店どころか人もいない状態だったので、

先へ進むことに∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

ここから48km先に位置する終点の倶知安駅へゴールし、

そこからさらに17.7km勾配を上ったニセコのお宿へ

19:30までに到着できれば美味しい夕飯が待っている事だけを

希望の光に、、、。

しかしこの先に待ち構える山岳地帯で予想していなかった

地獄を見ることになるのです、、、、Y(>_<、)Y


旅はまだまだ続きます。

 

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