KATO 103系 (KOKUDEN)を購入しました。
初期の製品らしく、ライト非点灯、単色塗装と現在の鉄道模型水準と比較すると、
旧製品の域を出ないのですが、
定価4,950円 (税込)
で、しかも動力、パンタグラフ、車輪付き!
なのです。
鉄道コレクションをNゲージ化するよりもずっとお得です。
そのため、子供のNゲージ入門用にいいかな、と思って購入したのです。
それがこちらです。
3両セットで中間車1両、動力車は先頭車パンタ付になります。
旧製品とはいえ、なかなかの造形です。
子供に渡すのが少し惜しくなってきました。
そこで、少し手を加えてライトも点灯化させてみようと思います。
まず方向幕にガンダムマーカー(ホワイト)を塗りアクセントを付けました。
これだけでも随分印象が違いますね。
私の趣味で、パンタグラフを中間車に移します。屋根の交換でできました。
次にヘッドライト加工をします。
まずは最も難しいヘッドライトの穴あけです。
0.5㎜→1.0㎜→1.5㎜→2.0㎜
と慎重に穴を徐々に大きくしていきます。
次にライトユニットの製作です。
まず3㎜円筒型電球色LEDに3㎜パイプを絶縁テープで付けます。
それに基板を用いて抵抗とショットキーダイオードスイッチングダイオード(整流ダイオード)を付けます。
本当はLED2個逆向きに付けて、前進・後進両方光るようにしたいのですが、
時間、手間の問題から今回は先頭専用車とします。
抵抗は2KΩを選択。
整流ダイオードは逆向きの電流が流れた場合のLED保護に必要です。
で、はんだ付けしたのがこちら。
ライトユニットにポリウレタン銅線を接続し、その先に銅板を付けます。
この銅板を動力ユニットの集電板に挟むことで給電します
これを天井に両面テープで貼り付けて、
2㎜透明プラ棒をヘッドライト穴から挿入し、ライトユニットの3㎜パイプの中に入れます。
透明プラ棒をカッターで切断します。
後は遮光処理をして、動力ユニットにライトユニットからの配線を接続すれば完成です。
なかなかいい感じで点灯してくれました。
次回はテールライトの製作です。