魔法のように光り方をコントロールする超簡単ワザ! | 美軌模型店の待合室

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皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

最後の臨時特急まりもを仕立てよう!その23

 

最近ちょっとバタバタしてしまい

確定申告もまだ何もしていないという状況、

そろそろ重い腰を上げないとマズい今日この頃。

 

なので、工作のペースもちょっとスローダウンしてます。

 

それでも、一日にひとつは

なにか進んだなあと思える要素があると

救われるもんですね(^^)

 

今日は先頭車の室内灯がつきました!

どうでしょう、今のこの感じを見た限りでは

とても簡素なアクリル棒の室内灯とは

誰が思いますでしょうか(*^^*)

もちろん高級室内灯と同じではないし

今回は意図的のそういう明かりを目指しているので

それも想定内です。

そういった話は完成時にでもまた。

 

さて今日の工作は

屋根の反射材の貼付けからです。

 

マイブームならぬマイラップ。

アルミ蒸着テープです。

これ本当にクセになりました。

しかも15mm幅というのが

なんともNゲージの屋根幅より少し狭いくらいで

そのまま貼ればいいという適合ぶり。

 

このテープ、

素晴らしい表面光沢とそれなりの遮光性、

薄いうえに強い粘着力といった具合に

長所を多く備えているのですが

 

ひとつ扱いにくさを申しますと

その薄さゆえにハリはほぼ無く、

引っ張って根元を切ると

全部丸まってしまうのです。

 

なので、テープを引っ張り出したら

手を離さす片方をそのまま所定位置に軽くつけて、

引っ張った状態を保ちながらテープを切りました。

特段なにか難しいわけではありません。

何両か貼るうちに慣れます。

そして、手が慣れてきた頃に終わってしまいます(笑)

 

ここでアクリル棒の登場です。

デッキは過剰に明るくなくてもいいので

少し余裕をみてこんな感じの長さとしました。

 

また、つける向きも

他の配線と近い方が便利ですし

今回は車端の便所が無いかわりに

広大な隠し場所が前方寄りにありますから

こういう車両は気を遣わなくていいのが

ラクですね(^^)

 

アクリル棒とライトユニットの接合も

マイラップを2~3センチに切ってグルグル巻きに。

LEDが露出すると、

とかくこの近辺だけが明るくなりすぎやすいので

こうした方が光が均等になりやすいと思います。

 

ふたたび試験点灯。

ライトの近くがマイラップと

棒の切り口の曇りに反射して明るく、

 

反対側も切り口に反射して少し明るくなり、

あとの光はすべて突き抜けて出ていきます。

 

これではデッキが大変な事になりますから

先端をマイラップの角切りで塞いでおきました。

これで少し反射効果もあって光が戻り、

先端の明るさもほぼやわらぎます。

 

この角度だとマイラップが力及ばず

透けているのがわかりますね(^^)

 

取付はゴム系接着剤で

アクリル棒の両端を接着しました。

 

ここで一応試験点灯。

真ん中は細かいキズの部分を除き、

ほぼ光がスルーしているのが見てとれます。

この長さですと既におおかた光がいきわたり

すでに充分機能しているようにも感じますが

 

実際には、周囲を暗くしてこんなもんです。

そこそこ均等に光がいきわたってますけど

実はあまり明るいとは言えません。

もう少し頑張りましょうか。

 

ここで白いマスキングテープの登場です!

 

適当な幅の帯に切り、

これをアクリル棒に貼り付けると・・

 

なんと!

全体が光るようになるのです!!

アクリル棒に向かって放たれた光は

まっすぐ突き抜けているように見えて

実はツルツル透明の棒の内側を

反射しながら進みます。

 

表面の平滑を失った部分では

反射して棒の中に戻りきれなかった光が

そのまま突き抜けて出てくる、

というのが理屈です。

 

同じ条件で撮影した貼付前の画がこちら。

あ、そうそう!

アクリル板にレーザー彫刻で

サンドブラストみたいに曇りガラスにして

そこを光らせるものがありますよね!

あんな感じです!

 

そして、ここが工夫のポイント。

先程全体にマスキングテープを貼ったところ

両端が明るく偏っていたのがわかりましたので

今回は真ん中だけベタ貼りして

光の均等化を試みました。

 

結果はこんな感じです。

 

が、写真ではちょっと伝わりませんね(笑)

しかし、よくご覧いただくと

光源があるのは写真右の先頭側なのに

さも真ん中に光源があるように見えますよね。

 

実は、光量であるとか、

そういった事は世の純正室内灯と

あまり変わらない程度か、

レンズが小さいぶん少し暗めになるのを

砲弾型LEDのパワーで補っている感じですけど

 

光源を中心に光が偏る現象は

ほぼゼロに出来ると言っても過言でなく

しかも光り方をテープの貼り方で

自由自在にコントロール出来るという意味では

圧倒的にこの方式は優れていると思います。

 

写真を撮るときに、

室内灯に対して順光と逆光の時で

光り加減が違って見える事がありますよね。

それが一切ないというのは

意外と素敵な事かもしれません(^^)

 

完成が楽しみになってきました。

ではまた明日(^^ゞ

 

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