ハンダ付けの練習に最適!室内灯を自作してみよう! | 美軌模型店の待合室

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一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

最後の臨時特急まりもを仕立てよう!その22

 

これぞ!

という自作車両や宝物の車両、

特に思い入れの強い車両などには

いくらでも高級なパーツを奢りたくなる半面

 

ぶら下がり中古で揃えてしまったとか

安くてつい買ってしまったとか

さらに残念なことに

買ってみたら思ったよりカッコ良くなかった・・

などの事例もあり

 

時には安上がりに済ませてしまいたい時が

あるものといえば・・

 

カプラー!

後付けディテールパーツ!

 

そして、室内灯ではないでしょうか?

 

どこにも無い、

素敵なものをご提案しようと考え

当店の室内灯製品はどちらかというと

これぞという特徴のある

比較的高級な品物になっておりますが

 

実は、真逆のパターンで

とにかく安く上げてしまいたいというニーズも

店主自身の体験としても重々承知していますので

(そんなお話はまた最後に。笑)

 

一両分数十円で作れてしまう

室内灯のご提案もあるのを

もう皆様ご存知でしたでしょうか?

 

「室内灯製作キット」

 

プラスマイナスを整流する

「ブリッジダイオード」という部品に

12ボルトの鉄道模型に適合させるための抵抗、

配線のための銅線、

そして白色ないし電球色のLEDがセットになって

なんと6両分280円!!

じゃじゃん!!

 

↑はい、いつも通り

テレビショッピング風に読んで下さいね(笑)

 

今日は、このセットを使って

室内灯回路を作る様子をご覧に入れます(^^)

 

結果的に、簡単な回路さえ間違えず

あとは電気がちゃんと通るように

繋げばいいだけですから

その繋ぎ方も何でもいいのですが

 

以前確か、ハンダ付けをしない方法で

銅線で巻いたりして作った記事を書いた気がします。

しかし実際には、

この小さな部品に銅線を巻きつける作業は

イメージするよりもはるかに大変で、

やっぱり数両分以上をまとめて作るとなると

ハンダ付けの方がラクではあるんですよね。

 

なので今回は

ハンダ付けをする方法をとります。

 

前置きがまた長くなってしまいました。

では早速まいりましょう!

 

ハンダ付けの基本は

対象物を台に固定して

片手に糸ハンダを持って対象物に当て、

もう片手のハンダごてをサッと当てて

溶かしてくっつけるイメージだと思いますが

 

こうした小さな電子部品のハンダ付けの場合

まず台に固定するだけで億劫ですから

「片手で対象物をおさえつつ

ハンダを乗せたコテを当ててくっつける」

方が効率がいいのでおすすめです。

この際、

コテにハンダを乗せた時点で

ヤニの効力は対象物に伝わりませんから

「電子部品用フラックス」は必須です。

 

上の写真の場合、

LEDとブリッジダイオードの極性を合わせて

動かないように指でおさえたら

フラックスを接合部につけて

少量のハンダを乗せたコテを当て、

一気にジュッとくっつける、

 

という感じです(^^)

 

 

こういう時は動画に限りますね(^^;

そのうち心と時間に余裕があったら

動画配信も・・

いやー、人前で話すのはいいのですが

カメラの前は苦手分野で。

余計な話はこれくらいで打ち切り(笑)

 

さて、たった2ヶ所のハンダ付けですが

今回は5ヶ所しかありませんから

早くも進捗率40%です。

 

しっかり両足とも

ハンダが付いていることを確認したら

LED側の余分な足を切り取ってしまいます。

この時にブリッジダイオード側の足を

曲げてしまわないようにくれぐれも注意します。

N字にプレスされた足はすでに弱く、

たぶん2往復くらいで簡単に折れてしまいます。

 

続いて入力側です。

抵抗はどこかに入っていればいいので

ブリッジよりLED側でも、

プラス側でもマイナス側でも構いません。

 

ピンセットで挟んでクリップで固定し、

こんな感じで持つとラクでした。

 

抵抗の無い側には

銅線を直接ハンダ付けしてしまいます。

これにて回路は完成です。

 

回路自体はなにも難しい事はありません。

LEDは、足の長い方がプラス側。

ブリッジダイオードは、下の写真で言いますと

右のふたつが入力側、

左上がプラス、左下がマイナスの出力です。

 

よく見るとちゃんと部品に書いてますので

大丈夫です(^^)

 

では点灯確認。

白いLEDの先端を着色して

先っぽから出る光が自然白色、

脇から漏れる光が元々の白色、

ケツから漏れる光が電球色というカオス(笑)

 

この現象、

何かに使えないかなあ??

でも、今どきの特急のクロハで

グリーンと普通席の光り分けとか

そこまで出来るほど

ケツの光は強くないんですよね(^^;

あ、次に登場するアクリル棒が見えましたね。

その話はまた明日にでも(^^ゞ

 

で、無事に点灯したら

うしろの取付スペースを省くため

抵抗側を1往復つづらに折りました。

 

この時も

ブリッジダイオードの足に負担をかけないよう

抵抗の足を持って曲げるのが最大のコツです。

 

そして最後に

抵抗の入力側の足を短く詰めて銅線をつけて

いとも簡単にライトユニット本体の完成です!

 

ハンダ付けがどうしてもお嫌い、

という方々のお気持ちは良くわかります。

私自身も決して好きな作業とは言いがたく、

実際に点灯化の段になって手が止まり

今でもライトのつかない車両が

どれだけあることか(笑)

 

なので、「お好きでない」方には

この室内灯はあまりおすすめ致しません。

 

でも、

もし今までハンダをやった事がなくて

単に苦手意識であったり、

興味はあるけどキッカケが無かったり、

とおっしゃる方々には

こうした作業からチャレンジなさるのが

非常におすすめです(^^)

 

今回は部品の繋ぎ方の話が中心でしたので

こんど何かの機会に

ハンダ付けする瞬間をもっととりあげて

これから始められる皆様に

もっと安心していただけるような記事を

書いてみようと思いました。

 

機会を見て、ですね(^^)

 

ではまた明日(^^ゞ

 

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