こんにちは。

今日は今から15年前、青森駅で撮影した写真をUpしてみたいと思います。

 

これは自分が乗って来た列車、特急白鳥です。白鳥と言えば大阪-青森間を結んだ日本最長の昼行特急電車のイメージが強いですが、この頃は八戸-函館間を結ぶ列車でした。

八戸から乗車し快調に走っていましたが、そのうちみるみる雪が強くなって、”吹雪で前が見えないので徐行運転を行います”というアナウンスが入ったのは野辺地を過ぎたあたりだったでしょうか?延々のノロノロ運転で1時間ほど遅れて青森駅に到着した姿です。

進行方向が変わるので尾灯になっていますが、青森まではこちら側が先頭で走って来ました。徐行もうなずける雪ベットリでした。

 

国鉄色の485系も少なくなっていた時期、これは撮っとかなきゃ~ と寒い中バルブやっていました。”この色であってこそ特急電車” のイメージは今も変わっていません(笑)。

列車は遅れているのになかなか発車しません。車掌さん、信号が変わるのを待って前方注視だったでしょうか?足首まで雪に埋まっちゃっています..

 

その後ようやく青信号が出たようで、函館へ向けて発車して行きました。

2006/02 青森駅 4017M (3枚とも)

 

余談ですが、丁度1年前の今日、鉄道模型の485系”白鳥”編成を書いています。国鉄時代の12連の頃の姿ですが、”白鳥つながり・・・”?で、よろしければ合わせてご覧ください。

 

 

 

その後ふと横に目をやるとED79の姿が..。函館から来た寝台特急日本海4号です。白鳥はこの列車の到着を待って発車だったのでしょうね。ED79 14[函]も雪まみれで到着です。銘板が雪を被って浮き上がっています。その上、明かり取りの窓の向こう、機器室がオレンジ色に照らされている..あまり見覚えのない光景です。ED79はここで任務終了 と思いきや、もう1つ仕事が残っていたようです。

 

別の線に止まっていたこの寝台車4両を入換~連結する作業です。青森からの増結車だったんですね。電源車の付いていない24系客車、見るからに寒そうです。

 

ED79が転線して連結です。ヘッドライト点けっぱなしで客車に近づいて行きます。

 

電源車の無い24系”日本海”。入換でなければあり得ない編成です。明かりが灯っていなければ当然暖房も無しでの留置だったでしょう。

 

再び転線し推進運転で4両の寝台車を増結したところ、ドア開の赤いランプが点きました。日本海もここで進行方向チェンジ、奥の方ではEF81が連結された筈です。ここで初めて増結車にも暖房が入ったことでしょう。青森から乗車された方は暫く寒かったんじゃないかな~?

これが客車列車の弱い所 だったように思います。

 

ライト点けっぱなしのED79が在線のまま車掌さんドア扱い、この後大阪へ向けて発車して行きました。

4004レ

 

駅近くの宿で一休みした後、札幌行14系急行はまなすのバルブをするため、再び駅に立ちます。ED79の連結シーンです。の光の筋、誘導員さんのカンテラの光跡です。雪が降ろうが寒かろうが機関車の連結作業が必要、これも客車列車の弱い所だったかもしれません。この時は客車の停車位置が少し手前で、機関車全体は画面に入りませんでした。

 

はまなすは最後まで残った急行列車、かつ客車列車でしたね。牽引はED79 14号機、上記日本海の折返し運用だったようです。前面窓Hゴムの上に雪が積もって、ヒサシ付き?みたいでした。この列車はほぼ定時に発車して行ったと思います。201レ(2枚とも)

 

ここまで15年前の2月、今日と同じ金曜日の撮影でした。週末は雪景色の列車を撮影するつもりでいたのですが、これだけで撮影が終わっています。というのは翌日から大雪で列車全面ストップ..(泣)。昼間っから宿で飲んだくれで日曜まで粘るもまだストップ状態.. 東北本線は動いたのでしゃーないなーと帰宅の途に、収穫はバルブだけで青森を後にしました。

雪景色は紙一重ですねー。何を撮っても絵になっちゃうような素晴らしい景色を見せてくれるかと思うと、降り過ぎると身動きが取れなくなる...何度かあった”どハマり”の週末でした。今となってはハマった時の記憶って強く残ってもいるんですが...

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

(本記事は旧Y!Blogの復刻版 内容追加、変更を入れています。)

 

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