こっちのシリーズ、運用表優先などの事情によりしばらく更新止めていました。すいません。

時間がないので今回はJR四国です。プレスはこちら(PDF注意)

 

1.2700系の追加投入

 新型の特急車両「2700系」を追加で投入します。これにより、ダイヤ改正後は特急「南風」「しまんと」の全列車を2700系での運転とするほか、特急「あしずり」1往復も新たに2700系での運転とします。

 

2.土讃線・徳島線でのパターンダイヤの導入

 土讃線の高知〜土佐山田、徳島線の徳島〜穴吹で日中時間帯にパターンダイヤを導入します。これにより、日中の毎時の列車の出発時刻がほぼ同じとなり、利便性の向上が見込まれます。

 なお、これに合わせて、日中時間帯に後免発高知行きを1本、徳島〜阿波池田で上下計8本の増発を行います。

 

3.特急「宇和海」の時間変更

 特急「宇和海3号」の松山出発時刻を繰り下げ、松山6:47発とします。

 

4.高知での接続改善

 特急「南風25号」「しまんと9号」は、現在高知での乗り換えは伊野行きですが、ダイヤ改正後は須崎行きの終電への乗り換えを可能とします。

 

5.終電の繰り上げ

 深夜時間帯の利用者減少に伴い、この時間帯の列車を大幅に減らし、終電も繰り上げます。これに伴い、高松・松山・徳島・高知を23時以降に出発する列車はほぼなくなります。

 

このほか、利用状況に応じて適宜列車の運転区間見直しや減便も行われます。

 

【考察】

 全鉄道ファンに衝撃が走った(?)牟岐線へのパターンダイヤ導入から2年。パターンダイヤ区間を拡大という方向に出ましたね。多くの大都市圏の路線が日中はパターンダイヤであるように、客側としては出発の時間が分レベルで整えられていると利便性は高いですね。手元で調べた限り輸送密度自体は回復とまではいっていないようですが、会社側のメリットはあるのでしょうか?なければ拡大はしないはずですが…

 

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