話題の絵本 図書館で借りてん。

かもつれっしゃのワムくん(小峰書店)。
 
借りた本の奥付けには、第1刷が1984年5月、2010年7月が第24刷と記載され、ロングセラーやね。
 
 
ワムくんと称する ワム93287(くさにはな) が、ほかの貨車に連結されて、山の駅から海へ旅をする物語。
ほとんどの絵に草花が描き添えられてる。
 
貨車のナンバーは、数字の語呂合わせ(笑)。
社紋のプレートがあるんで私鉄所属やね。
 
留置されてる駅は、東武鉄道の葛生駅あたりをモチーフにしたんかいな?
 
 
トラ70423(なまるよにいさん(笑)) やらとともに、ED19ぽい電気機関車 ED49840(よくはしれ) に牽引されて、国鉄の駅に…
 
国鉄の駅で ハワム(原文まま) と連結されて…

操車場で、ツム152831(いちごにやさい) やらと連結されて、鶴見線ぽいとこへ…
 
あとは読んでのお楽しみやね。(^^)/
 
 
廃車になって解体寸前に、三重県にある貨物博物館に引き取られ、良い子に囲まれ余生をすごす…てな衝撃的なオチ(笑)があるわけではおまへん。
 
 
 
この絵本をモチーフにTOMIXがNゲージで発売するのは、ワム93287、タム4192、トラ70423、ワム188960、ツム152831、ヨ6895の6両やけど、ワム188960とヨ6895は、絵本の本文中に車番が確認できまへん。
TOMIXが適当につけたんかいな?
どうやって語呂合わせすんねん?(笑)
 
上の写真の国鉄の駅のページで、ワム93287を挟んで左がワム188960、右がヨ6895の想定やろ。
ワム188960は ワム80000そのもので違和感はない。
ヨ6895は絵本中に形式表記等すらない。ヨ6000は窓3つやし。ヨ8000は窓2つやけど窓の形が違うし、デッキも違う。そう言えば東武鉄道のヨ100やヨ200は窓2つやったが、やはりデッキが違う。
 
そもそも ワム93287 自体、絵本ではワム90000というよりは、ワム60000かワラ1を鳶色化してるしな。
 
電気機関車も本来セットにすべき(国鉄線内はEF66牽引の絵がある)てか、そもそもこの企画自体ネタ的にはプラレールと思うが。
以前に発売した東北本線貨車セットといい、不良在庫になったニ軸貨車の処分対策か?
それは、この絵本の最後に出てくる本質的価値を体現しているオリジナルの貨車形式 ヘム を模型化してないことからも窺える。