春は京急から 2021 | 四季の鉄道風景Gallery

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北海道と関東を中心に、四季折々の鉄道風景を公開します。

「三浦半島 for You」のキャッチフレーズに乗せられて、私の春は京急から。上大岡、田浦、三浦海岸で、富士・梅・桜(河津桜)と赤い電車の共演ができました。修理に出していたレンズも戻り、写真活動徐々に再開です。(2021/2/20&23)

上大岡駅を降り、坂を登って登って登って、降り向くとこの絶景でした。中望遠程度でこの大きさ、神奈川は冨士に近いことを実感します。この日の富士は少し霞んでいましたが、箱根、丹沢の山々とともに見事に鎮座、眼下にはもちろん赤い電車です。

縦構図も。2000系、800系は既に引退しましたが、伝統の赤に白帯の1500系は健在。やはり京急といえば、これです。

続いて6駅ほど先の京急田浦で下車し、田浦の梅林を訪ねました。♪今も海が見えるでしょうか、ここはヨコスカ~♪ 今度は山登り、息が切れ、足がガクガクになりましたが、良い運動になりました。

勿論、京急も見えます。

帯同してきたマクロレンズの出番です。古木の梅の木。咲き始めの薄紅色の梅と1500系。

枝ぶりの良い、花札に出てきそうな白梅がありました。赤い電車とのコラボです。何度か試しながら、ようやくいい塩梅に。一発勝負のローカル線ではとてもできません。幹線筋ならではのリズムです。

田浦梅林の梅は、枝ぶりも素晴らしく、絵になります。「敢えて車両を入れなくても」との声が聞こえてきますが(汗)

イエローハッピートレインも撮れました。

今居た旧梅林を下の駐車場から眺めるとこんな感じ。この数段上が本梅林で、横須賀の海が見渡せます。ここから最寄りJR田浦駅まで歩いて15分ほどです。

三浦半島は、京急が幹線。JR横須賀線は逗子以南はローカル線風情です。引退時期を迎えた217系。関心を持って撮ったことはありませんが、それなりに渋味が出てきましたね。

JR横須賀駅は、異国情緒の駅舎、ホームにはホーローの駅名標、国鉄時代と変わらぬ風景。側線には今話題の185系が待機していますね。(この写真は3年ほど前のもの)。

さて、話は京急に戻って三浦海岸。河津桜がちょうど見頃です。コロナ禍で河津桜祭りは中止ですが、花は普通に咲き、沿線には三浦の春野菜の露連が並びます。そんな中を歩いて、いつもの撮影地に着きました。

フェンスが高くなったと聞きましたが、なるほどこれは撮りづらい。口径の大きい標準レンズは無理ですね。小さい口径のレンズで、画角一杯の河津桜。

イエローハッピートレインは、超望遠(300単+1.4テレコン)で。フェンスもあまり気になりません。三浦の春野菜の畑も見えますね。

撮り方は、毎回ほぼ同じになってしまいます。

夕日を浴びて輝く桜と赤い電車で締めました。三崎マグロ買って帰ります。

「春は京急から2021」でした。冬の季節感を味わうことなく春近し。