こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、古豪電気機関車ED16の話をしたいと思います。実車の写真も出て来ます。

 

整備後のED16(KATO 3068)がホキ2500(KATO 10-824×2セット)を牽引します。数多く運転されていた青梅線石灰石貨物列車のイメージです。

ED16は1931年の誕生、私の模型ラインアップでは最も古い車両(実車の話)と思います。デッキ付きの旧型電機ですね。1983年には引退しています。こんな古い機関車に馴染みは無いんじゃない?かというとそうでも無くて...

 

1982年の夏場だったと思いますが、上野、東京駅で特急やブルトレを撮影するスタイルから脱却して、初めて沿線に立って撮影したのがこの時 と記憶しています。ED16牽引の石灰石列車でした。この初ショットは奇しくも後追い..(笑)。狙った訳ではなく、来た列車を押しただけだと思います。

 

もっと引き付けたかったところですが、40mmレンズ固定のカメラでは叶わずでした。それでも古豪ED16の特徴は何とか捉えられたかな。青梅線 軍畑の駅から近いポイントだったと思います。

 

ということで、模型でもED16を導入していますが、これは整備前の姿、パンタの塗装が剥げたりで結構ボコボコ感がありました。前照灯も白っぽいです。また、機番は18号機としていましたが..今回冒頭写真のように、10号機に変えています。

 

何でまた?...それはDCC化など色々苦労してボディー外しなどを頻繁に行っていた結果、側面の銘板プレートが剥げちゃっていたからです。元々”川崎車両”だった筈ですが、すっかり読めなくなっています。

 

そこで、川崎以外の機番を..ということで10号機を選択、銘板も取り替えています。PS14パンタの再塗装も行いました。

 

この車両は2011年の導入ですから丁度10年になります。当時適合するDCC基板 DN163K4aの存在を知らず(まだ無かった?)、何とかDZ125(赤いシュリンクフィルム)を入れてDCC化しました。既に書いたEF62なども同じ基板を入れましたが、ED16は屋根上の出っ張りが小さかったので元々付いていたライト基板をぶった切って左右端のみ使い、DCC基板はモーター上直乗せという荒業で何とか高さを低く抑え、乗り切っています。導入当時だいぶ苦労して施工したのを覚えています。

 

また構造上やむを得ないんですが、ボディーを外すのに持つ場所がなく難しい、台車を持ってボディーを持ち上げようとすると先に台車が外れちゃいます。当時倉敷支線でホコリ対策が無く、安定走行に苦労していたのでバラして掃除、調整も多かったはず、そうこうしているうちに銘板の印刷が剥げちゃったんですね、きっと(汗)。

ゴムタイヤが1か所しか付いていませんがこれも集電の安定を稼ぐため、倉敷時代の工夫の名残ですが今も登坂力に問題は無いのでそのままです。ボディー側の集電銅板が歪んでいるのも何とか集電安定性を向上させようとあれこれやった結果、台車の着脱を繰り返すうちに爪が折れて、Assyで台車交換したこともありました。ゴムタイヤを1か所に出来たのは交換した台車のゴム無し車輪を持ってくることが出来たからです。今はレイアウト全体にアクリル板囲いのホコリ対策があるので、集電は安定しています。

 

連結器脇にはブレーキホース取付、銀河モデルのN-105です。0.4mmの穴を空けて挿入すれば終了です。連結器がKATOナックルのままなのはEF15と同じ事情です。1軸の先台車から大きく突き出したデッキ、旧型電機らしいいい感じだなーと思います。

 

ライトのレンズ裏側にオレンジ系の着色を入れて電球色っぽくして整備終了です。

左に並ぶのはED16の後を引き継いで青梅線石灰石輸送にあたったEF64 1000です。ホキ2500編成はどちらの牽引も楽しめます。

 

そのEF64牽引の石灰石貨物列車はだいぶ後になって桜の時期に撮影の機会がありました。去年記事にしています。

 

 

ED16でこんな撮影が出来ていればなー..初の沿線撮影から半年余りで引退でしたから仕方ないんですけど..

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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