美里山鉄道 高架駅のギャップ&フィーダー対策 | 美里山倶楽部

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 前回「ひのとり」がひっくり返っていた時の高架駅の画像がコレでした↓

 画像だけではよくワカラナイのですが、この状態でのギャップとフィーダー(電源供給部を↑で示している)は下の図です。

 

 普通に見ていればまず違和感はないという「模範的」なギャップとフィーダーの切り方です。

 

 おそらく、待避線が1本だけなら全く問題ないんだけど、待避線2本で引上げ線があると意外に使い辛いことが分かりました。 

 上のように緑色線から出発しようとしている①列車や、本線から紫色線に入ろうとする②列車などは、本来引上げ線用途の赤丸で囲んだフィーダーを一瞬だけ通らなければならないので運転が面倒になります。

 

 そこで、かなり悩んだんだけど去年8月に書いた美里山鉄道 裏ワザ渡り線のギャップ切りが参考になりまして、同じ考えでギャップとフィーダー位置を変えました。

 

 3Wayから内側の留置線(緑、紫)に入ろうとする分岐のギャップを無くして、引上げ線用のフィーダーを引上げ線だけを給電する位置へ移動。

 

 こうすることで引上げ線用のフィーダーを使うことなく内側の2線からの発着ができるようになりました。

 

 これもTomixの完全選択式のポイントのおかげでできるギャップの切り方です。

 

 フィーダーはポイントの根元側に持ってくるのがセオリーなんだけど、それを外して「枝側に付けて根元側の通電を選択させる」という考えは、今後も使えそうです。

 そうやって改良してポイント切り変え用、信号供給用、各線路のフィーダーを一旦下に収めると最初の画像と比べ随分スッキリしました。

 そのために裏側は、線であふれかえっています。

 コレを更に地下へ持って行かねばならないのが難事業。

 

 次回に続く。

全体を走れるようにするまでに残された時間は「あと34日」

 

美里山鉄道レイアウト図

矢印は本日の撮影現場


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