ポポンデッタ 東京メトロ銀座線1000系 後期車6両セット のレビュー的なものを書いてみる | TKKseries8000‐677

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撮りも模型もやっているけど、どっちも中途半端…どうやら最近のメインコンテンツは模型のようであるが、一応このブログのメインは実車の写真

 

人生初ポポン製品…ということで、遅れての発売になりましたが、待望の銀座線1000系が製品化

 

他社じゃ難しい案件だろうということで、銀座線スキーな自分としては割と待望の製品でありました。

 

ということで、初のポポン製品という点もワクワクしつつレビュー的なものでございます。

 


 

パッケージ

 

スリーブは赤一色の仕様

 

 

背面にはポポンデッタのロゴが踊りますが、なかなか上質な紙っぽいので触り心地も良いですw

 

 

裏面

 

 

左下には諸注意ほか

 

ポポンデッタの中でも事業推進本部が模型製品の窓口のようです。

 

 

ケース本体は黒色のポポンデッタロゴ入りケースに、赤色の紙を差し込んで各製品ごとに識別

 

 

下部に製品イラストがあるのは鉄コレっぽい雰囲気もあり

 

 

横面

 

ケースの構造的にはCASCOのケースに近い感じです。

 

 

 

裏面に実車解説文があるのもなんとなく鉄コレっぽい雰囲気

 

後発というところだけあって、各社の良いとこどりをしている感はありますね。

 

 

開封してみまして、中身

 

 

付属品のクロス

 

半光沢の仕上げ故に指紋等が目立ちやすいので…という配慮らしいですが、他社製品ではまず見られない付属品なだけにとても興味深いです。

 

赤系統の統一カラーで、しっかりとポポンデッタのロゴが入っている専用品です。

 

 

取説

 

このペラ紙1枚だけの上に…

 

 

裏は白色なのでほぼほぼ諸注意と純正室内灯取り付けの案内のみが書かれているもの

 

あくまでも完成品なので、あまりばらして遊ぶことは想定していない…ということでしょうか?

 

 

ステッカー等の付属品はなく後は車両のみ

 

ウレタンは黒色で、個人的にはそこまでギチギチでもなく良い塩梅に感じました。

 

 

ということで、お待ちかねの車両を見ていきましょう

 

渋谷方先頭車の1号車1134号車

 

 

前面

 

足回りがちょっと誇張表現気味かな?という感じはしますが、全体的には特徴的な顔の雰囲気を感じられると思います。

 

帯印刷も当たり外れが多いようですが、自分のところに来たものは良好なものでありました。

 

 

試作品写真を見た時にライト周りがちょっとダサいかな?と思ったのですが、実物を見てみるとそんな感じもせずに実車っぽい感じに見えました。

 

 

折角なので点灯状態の確認

 

 

通電の仕組みが厳しいようで、点灯しないことも結構多いので検品の上で購入した方が良い気がします。

 

お店で確認した時点では大丈夫だったのですが、家に帰って↑の写真を撮ろうとした時に一時的に点灯しなくなり、再度点灯し始めたのは少々不思議であります。

 

 

側面

 

 

試作品を見た時にドアの描写が…って感じがして、実際見てもちょっと窓のクリアランスが変かなって感じはするのですが、塗りが綺麗なので誤魔化せて?いる感じはします。

 

それ以上に機能上仕方ないのですが、室内灯を支える柱とドアの位置が完全に被ってしまった方が残念かも…

 

とはいえ、ドアの戸当たり部分にゴムの表現があったりと、お値段相応に頑張っているかなとは思います。

 

 

妻面

 

1000系はあくまでもラッピングでの塗装再現で、あくまでも無塗装アルミカーという扱いで妻面はアルミ地の銀色が露出

 

模型でも色の滲みも一切なく綺麗に再現されているのはとても嬉しいです。

 

が、全車ともに共通で恐らく仕様だと思いますが幌がなんとなく撓んでいるような…寧ろリアルの追及なんでしょうか?w

 

 

屋根周り

 

 

第三軌条路線の冷房車ならではの屋根周りは良い感じに表現されているかと思います。

 

屋根の茶色(実車はこれもラッピングなんですかね?)と銀色ままのクーラーも滲みなく印刷されています。

 

 

折角なのでばらしてみる

 

正直かなりギッチギチなハマり方で、取り外すだけでなかなか怖かったので不用意には分解しない方が良いと思いますw

 

 

足回り

 

通常仕様車の座席類のパーツ成型色は薄めのカナリア色

 

ライトユニットはかなりデカくて1番目のドアまで干渉してしまっていますが、小ささ故に致し方なしでありましょうか

 

 

座席の表現は一人ずつ座る地点も別けてあってなかなか芸が細かい仕様に

 

車内ステッカーとかを貼って室内灯を入れてやれば、ますます格好良くなるでしょうね

 

 

床下の機器類は塗装されているようですが、台車は未塗装

 

その台車は固定方式がなかなか独特でして、ピボット支持方式とピボット支持方式の合いの子みたいな不思議な構造に

 

どうやらこれは銀座線1000系からの変更らしく、これまでに出た製品は他社でも見られる一般的なネジ止め方式だったようです。

 

 

床板には何故かライトのONOFFスイッチ付き

 

ほぼ全線地下に等しい銀座線を走る車両には正直いらない装備だったような気がしてなりませんw

 

 

前面の窓パーツ

 

窓の上部に関しては裏面よりすべて印刷済み…当然ながら行き先表示も含めてorz

 

故に表示を変えようとするとかなりの困難が伴うと思うので、あまり拘りが無いのであれば触らずに製品そのままで遊ぶのが無難でありましょう…

 

この点に関しては賛否が別れそうです。

 

 

2号車1234号車

 

 

側面

 

 

後期車の中でも1134Fを製品プロトタイプにしたのは、どう考えてもこの2号車の為なんだろうなと予想w

 

セレクト的な遊び心だとすれば楽しいですね

 

 

妻面は両側共に綺麗で一安心

 

貫通路には透明なガラスの貫通扉がありますが、どうやらその部分は全車両ともに省略されている模様

 

 

屋根周り

 

クーラーのメッシュ部分に墨入れしてやると、のっぺりとした中でも表情が出て格好良いかなとは思います。

 

 

3号車1334号車

 

 

パンタグラフ等の変化も無いので、正直第三軌条方式の電車だと中間車で段々書くことが少なくw

 

各車ともに床下は作り分けられいますし、立体感はある表現なので、見ごたえはあります。

 

 

4号車1434号車

 

模型的にはこちらの車両がモーター車になります。

 

 

車内には出っ張りが無いのであまり違和感はなく

 

床下機器は出っ張りの表現も多めで頑張ってはいますが、機器の隙間も機器と同色に塗装されてしまっているのが違和感を覚える部分ではあるので、この隙間を上手く墨入れしたやるとより良い感じになるかなとは思います。

 

 

下部はこんな感じ

 

大分出っ張っていて怖さはありますが、かつてのマイクロエースみたいに子持ちししゃもにはなっていないのでその点だけは安心

 

よく言われいますが、確かに全体的にマイクロエースっぽい雰囲気はありますね。

 

 

5号車1534号車

 

 

この車両は既に紹介した2号車1234号車と足回りが完全に一緒で、車両的な違いは車番だけということに

 

実車はどうなっているのか気になるところでありますが、路線的に足回りの資料はほとんどなくorz

 

 

浅草方先頭車の6号車1034号車

 

6号車は本来なら営団方式の附番的に1600番台を名乗る筈ですが、伝統の継承を兼ねて先代の1000番台を名乗っている特殊な形態に

 

 

模型的にはボディは1号車と共通で、足回りのだけはしっかりと作り分けられています。

 

正直単なる裏っ返しでないだけで感動でありますw

 

 

ということで、ポポンデッタ 東京メトロ銀座線1000系 後期車6両セット のレビュー的なものを書いてみるでした!

 

個人的には初めてのポポンデッタ製品になりましたが、思っていた以上にクオリティーも高くてお高いながらも満足出来る製品でした。

 

KATOのメトロシリーズでも第三軌条集電路線のバリエーション展開はもう厳しいでしょうし、銀座線の1000系に関してはライトが点灯する模型で出たというだけでも非常に貴重ですし嬉しい気がします。

 

今後のバリエーション展開にも期待しつつ、とりあえず今回の銀座線を愛でて行きたいと思います。

 

 

とりあえず同時発売の特別仕様車も購入しておりますので、近日中にこちらの方も見ていきたいと思います(笑)