仙台市営地下鉄の新型車両「3000系」デザイン投票 南北線に3年後導入へ



仙台市交通局は3月9日から、市営地下鉄の南北線に導入する新型車両「3000系電車」のデザイン投票を実施する。

3000系のC案イメージ。【画像:仙台市交通局】

A・B・Cの3案あるデザインのなかから選んでもらうもの。期間は3月9~29日で、専用ウェブページで投票を受け付ける。結果発表は5月の予定。

A案は先頭部の形状を「くの字型」とし、ライトは前面ラインと一体化させ「進化したイメージ」を創出する。B案は緩やかにカーブしたシンプルな先頭形状を採用。正方形のライトとワンポイントのアクセントで「優しい表情」を創出する。C案は丸型ライトと仙台市電をモチーフにした前面ラインカラーでレトロ感を創出する一方、角が無く丸みを持たせた先頭形状で「新しい印象」を持たせるという。

3000系のA案イメージ。【画像:仙台市交通局】
3000系のB案イメージ。【画像:仙台市交通局】

南北線は1987年から1992年にかけ、泉中央~富沢間の14.8kmが開業。1987年の開業にあわせて1000系電車が導入された。同車は2003年度から順次リニューアルされて形式も1000N系電車に変更されたが、最初の導入から30年以上が経過して老朽化しており、新型車両への更新が決まった。3000系は2024年から運用を開始する予定だ。