新潟の上越線、湯沢周辺にはスキー場が近い駅が
いくつもありますね。
その一つ、越後中里駅に行ってみたのコトですよ!
(行ったのはちょい前の年です。今年はムリ!)

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1931(昭和6)年水上-越後湯沢間の開通で
上越線全線が開業した際に設置された駅です。

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現在の駅舎は、1980(昭和55)年に改築された、2代目駅舎です。
雪国らしく、入口はカベでさえぎられている、横から入るあのタイプです。

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駅舎内に入ると・・・人気がない?
かつては急行列車も停車していた駅。
当然窓口もありますが、もう以前から無人化されているようです。

無人駅とはいっても、観光案内所に人がいますので、
完全無人というわけではなさそうです。

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駅舎を入って右側が駅事務室、左側は待合所となっています。
このテーブルみたいなやつ、電線をぐるぐる巻いておく
ボビンですよね。
こんなところで再利用されているのかぁ。

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無人の改札を入ると、ホーム側の窓口があった痕跡が
ありありと残っています。
窓の下の方の細長いきっぷや現金のやり取りの穴とか
ボツボツ穴の開いた会話口とか。

締め切られたカーテンの向こう側は、どんな感じなのかな。

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海抜四七〇米、というのが高いのか低いのか
いまいちわからないのですが、
雪の季節はとにかく寒いのよね。
写真を撮る方ならご存知のコトだと思いますが、
雪国や東北に行くと、カメラのバッテリーの減りが早い!

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前にも書いたかな、まつだい駅の時かな。
あのー、なぜグレーで駅名を書くのさ。
コントラストが鮮やかじゃなくて見づらくないのかな。

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そんな越後中里駅は駅舎側の単式ホームと向かいに島式ホームのある
2面3線構造です。

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写真右の1番線からは下り越後湯沢・長岡方面、
左の3番線からは上り水上方面が発車。
中線の2番線は越後中里駅折り返しの列車が使用します。

ここ越後中里駅から水上駅までの山越え区間は、
普通列車が1日5往復という殺人的に少ない本数になります。

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1番線の横、越後湯沢方にはラッセル車が出番を待っていました。

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さて、1番線の窓口跡付近で撮影をしていたら、
跨線橋から人が降りてきます。
跨線橋の向こうには2・3番ホームだよねと思っていたのですが

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駅の向こうは即スキー場じゃん!
中里スキーリゾートと直結してるのよね、この駅。

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よく見れば、跨線橋も中里スキーリゾートの入口、
中里スキーセンターにドカンと直結してるじゃないの。

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跨線橋を歩いていくと、2・3番線の案内があり、
さらに歩くと、

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スキー・スノボのレンタルショップの案内が現れました。

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跨線橋のどんつきには、無人のラッチと出札窓口。
JRの職員さんはいないけど、スキーリゾートの職員さんはいるのよね。

この日はスキーセンターのお兄さんに話を伺ったのですが、
やっぱり地元のお客さんが割合としては多いんだそうです。

かつては急行「よねやま」がシーズン中1往復停まって、
スキー客を捌いていた時期もあったと思うんですけど、
どうだったんでしょうか。

駅舎の立派さと、スキーリゾートの人出を比べると、
やっぱり車か地元の人か、と思っちゃったわけでした。