2019年3月6日から高松琴平電鉄で運行されてきた京急リバイバルラッピングの1080形「還暦の赤い電車」が2021年2月22日で終了することとなり、最後に記録しておこうと思いまた高松に行ってきました。今回の旅はとりあえず「還暦の赤い電車」分ののみ掲載し、詳しいことはまた改めて掲載したいと思います。
2021年2月21日 運用最終日前日
午後遅くに四国入りし、土讃線琴平駅から行動開始しました。「還暦の赤い電車」は朝から通常の列車として運用に就いていました。
琴平線 榎井〜琴電琴平 37列車 1080形1081F琴平側先頭車に書かれていた「ことでん」ロゴが隠されて優先席マークも当時のデザインに戻り、貫通扉渡り板も上げられてヘッドマークのステーも撤去され、より京急時代に近い姿になりました。
伏石駅に進入 247列車
真新しい高架線を走る姿は京急線そのものです。
伏石駅を発車する列車(61列車)
本来は59列車として琴電琴平駅に夜間留置される予定でした。しかし、夜に円座駅で発生した火災の影響によりダイヤが乱れ、1081Fも1本後の61列車として琴電琴平駅に向かいましたが、翌日の運用が無事に予定通りに動くか心配になりました。
2021年2月22日 運用最終日
早朝、始発から琴平線の様子を確認しました。当初の予定では、1081Fは早朝から8列車で琴平を発車し、15時頃に一旦仏生山に入庫します。そして夕方のラッシュ時に同じ京急リバイバルラッピングの「情熱の赤い電車」と連結して運用につく予定でしたが、この日の朝は予定の1本前の6列車として運用についており、高松築港で折り返して来た後仏生山で車両交換を行いました。
仏生山到着後はラッシュ時で他の電車が走り回っている中ずっと留置されていた為運用につくか心配しておりましたが、後で予定した運用に戻し、「情熱の赤い電車」との連結も予定通りに行うとの情報が入りひとまず安心しました。朝ラッシュ時が終わると1081Fは215列車で車両交換を行う形で出庫し、本来の運用に戻りました。
この後1081Fは一宮で折り返して最後の高松築港に向かいました。
陶駅で「情熱の赤い電車」1211F(26列車)と行き違いをする「還暦の赤い電車」1081F(17列車)
1211Fは夕方からの運用に備えて高松築港で折り返した後一旦入庫しました。
今回の旅のハイライトでした。京急リバイバル同士の4連は前回のリターンイベントで見れましたが、1080形を先頭にした4連は初めて見れました。大勢の撮影者に見送られて列車は滝宮に向かって行きました。
261列車で一宮到着後、回送列車として仏生山に戻ってきました。
この後すぐに留置線に移動し、パンタグラフが降ろされて「還暦の赤い電車」は約2年間の活躍を終えました。2年間楽しませてもらいありがとうございました。
と思っていましたが
2021年2月23日
走っていました。京急カラー4連が…。
走っていました。京急カラー4連が…。
早朝からJRの撮影に向かおうとしていたら、始発から京急カラー4連が動いているという目撃情報が入り、半信半疑ながらも急いで高松に戻って再び琴平線に来てみたら本当に走っていたのでかなり驚きました。どうやら運用上の都合で朝のみ走らせる事になったみたいです。
太田〜仏生山を走る京急カラー4連 (211列車)
この後、後ろの1211Fは仏生山で切り離された為これが本当に最後の京急カラー4両編成となりました。雲に覆われてしまいましたが、まあよかったです。
この後1081Fは一宮で折り返して最後の高松築港に向かいました。
2年間の間にとても楽しませていただきました。企画してくださったことでん貸切乗車団様と運行に全力を尽くしてくれた高松琴平電鉄様も本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。また楽しい企画をお待ちしております。
長くなりましたが見ていただきありがとうございました。