嵐の中保育園に迎えに行く
大雨で携帯が通じなかった
何とか娘を保育園に迎えに行かないと
その一心で、
一駅以上、激しい雨の中、歩いて、蛇行運転さしてる私鉄の駅に着く
何とか保育園にたどり着いたとき、
残っていたのは娘姉妹と、他一人だった
歩いてお迎えにきた私に、先生が
この嵐の中二人連れて帰るのは無理でしょ、と、
一人をだっこし、家まで歩いて送ってくれた
保育園の協力のおかげでようやく帰宅した
雨はひどくなるばかり
避難しようにも、娘を二人連れて、もう動けない
怖かった
どうやって1歳と2歳の娘を守ったらいいんだろう
恐くて静まる朝方まで寝れなかった
私はそのとき、夫がいないことに、気づいてなかった
普段から飲み会でいないことが多かったからなのだろう
すっかり静まりかえった朝の五時に
夫はタクシーで帰宅した