熊本電気鉄道への譲渡が決定した静鉄1009Fに乗車したので視察を・・
この時は1009Fは日経産業新聞のラッピングでしたが、熊本では「くまモンラッピング」になるのか?今から熊本での活躍が楽しみです。一方の1010Fはえちぜん鉄道で「恐竜電車」に改造されるようです。
1009Fの側面には行先方向幕は設置されていませんが、平日朝に運転されている急行での運用時用に種別表示器が設置されていました。急行運用時には点灯させるようです。通勤急行の場合はどうするのか気になるところですが・・。
車内の車番銘板。「危険物品持込禁止」標の字体がレトロです。
昭和54年、東急車輛製です。同い年ww
運転台はワンハンドルマスコンです。運転台も東急車っぽいです。
1000形の客室内の特徴とも言えるのが網棚です。座席上全てではなく、部分的に設置されています。
運転席の視界も良いですね。運転席後ろにパンフレットが設置されているのは営業熱心ですが、なんとなく路面電車やバスっぽいww
ドア窓の形状が東急の7700形や8500形そのものです。ドア下部にも広告が貼られています。車内の中吊りや広告の多さ、車内自動放送でも宣伝が入り、広告収入にも熱心な様子が伺えます。そして地域密着の鉄道らしいです。
車内路線図。さすがに1000形には車内LCDやLEDは設置されていませんが、この路線図だけ見ると短い路線ながらも普通・通勤急行(新静岡行きのみ)・急行(新清水行きのみ)と3種別もあり、駅ナンバリングも設置され立派な都市型の路線です。