他界した父から買ってもらった初めての鉄道模型 | 鉄道模型なまけ日記

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鉄道趣味だけじゃなく、釣りに行ったり、温泉に浸かってみたり、知らない土地に行ってみたりと日々を楽しく過ごしてます。

ほんとに今日は冗談抜きで暑かったー、24℃近く気温が上がったみたいで、眠くなりながら本を読んでました。

話は変わって「いなげや」と言うスーバーが関東にあるんですけど、子供の頃あのウネウネしたロゴマークが魚の骨のように見えて怖かったのを思い出しました。笑

自分が東京にいた小学校1年くらいの頃だったと思います。当時模型なんて作るのを見たことすらない父親が何を思い立ったか模型店に行くと言うので一緒について行くことに。
おもちゃ屋さんに行ったことはあっても、模型専門店に行くのは初、所狭しと積んであるプラモデルの箱、大きな飛行機の模型等を目にしたら小さな子供は何か欲しいものはないかと探すのは当たり前…。

父親がバルサ材の飛行機の模型を買おうとしている矢先、自分はショーケースに陳列されているプラ箱に入った電車に釘付け。

いつもは厳しい父が、自分だけ模型を買って申し訳ないと思ったかは知りませんが「一つだけ」と言い、店主のおじさんにケースを開けてもらい物色することに。
店主のおじさんが「これ子供が使うと壊れやすいよ?」とか「お父さん大丈夫ですか?」みたいなことを連呼していたのを思い出します。

そんなやり取りをしつつ選んだのが

【KATOのクハネ583】
画像はKATOサイトよりお借りしました
先頭車のみで、もちろんレールやパワーパックなんて買ってもらえません。本当はEF65とかが欲しかったけど、動力車なので大人の都合も入ってこれになったような。
くるくる回るトレインマークを変えて眺めてみたり、机の上に飾って勉強のお供にしてみたり。
残念ですが、後々宮崎に引っ越す際にこの模型は紛失してしまいました。

そんな父親も病魔には勝てず、49歳の若さでこの世を去りました。自己表現が下手で、今で言う育メンではなかったけど、当時は一生懸命働いてくれていたんだと思います。
大人になって親に感謝することって多々ありますよね。

そして、最近調べてみて驚いたこと。

宮崎でお世話になっていた模型店が次々と閉店している中、父親と行ったその東京の模型店がまだ営業されていると言うこと。

東京都東大和市向原5丁目1024-35 
「模型もりや」 さん

次回、東京に行った際には必ず寄りたいお店です。

そんなこんなで幼少期のお話でした。