皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

前回より5回連続でご紹介しているキハ58系本州用の前面幌枠の切れ込みですが、今回はラストとなる新潟鐵工製の車両を見てみたいと思います。今までご紹介した帝車・東急・日車・富士重製は基本的に幌枠に切れ込みが付いていましたので、「ああ全車ついているのか」と思ってしまいますが、この新潟鐵工製のみがイレギュラーになります。

 

5.新潟鐵工

 

新潟鐵工も2エンジン車の製造が多く見られました。また新潟に新製配置される車は基本的に新潟鐵工で製造される傾向がありました。回送費減らせますからね。

 

まず最初のロットは昭和36年度本予算(残)の14~29です。

 

↑キハ28 2014・2018・2021です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和37年度利用債の197~203ですが、自分で撮った写真は幌付きで幌枠の形状が分かりません。ネットや書籍の写真によると切れ込み無しです。

 

次の新潟鐵工製は昭和38年度民有債の304~312ですが、自分で撮った写真は幌付きで幌枠の形状が分かりません。ネットや書籍の写真によると切れ込み無しです。

 

次の新潟鐵工製は昭和39年度第2次民有の361~372です。

 

↑キハ28 2363です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和39年度第3次債務の398~405ですが、自分で撮った写真はありません。ネットや書籍の写真によると切れ込み無しです。

 

次の新潟鐵工製は昭和40年度第2次債務の454~467です。

 

↑キハ28 2466です。幌枠に切れ込みがありません。このロットは末期伊勢と鳥取・米子に残っていましたが両区ともキハ28が幌付きでした。しかしこの時は2466が編成を解かれて方転の上キハ40と組んで境港線で運用されており、同地区ではレアな幌無しキハ28をたまたま見ることが出来ました。このように末期のキハ58系は向きが決まっていることが多く、形式によっては必ず幌付きになり確認が困難でした。

 

次の新潟鐵工製は昭和41年度第1次債務の492~494ですが、自分で撮った写真は幌付きで幌枠の形状が分かりません。ネットや書籍の写真によると切れ込み無しです。

 

キハ28は幌の問題がありなかなか確認が難しいです。

 

続いてキハ58を見てみます。

 

最初のロットは昭和35年度債務の1~10ですが、早々に廃車になっており自分で撮影した写真はありません。ネットや書籍の写真によると切れ込み無しです。

 

次の新潟鐵工製は昭和36年度本予算(内示)の31~53ですが、キハ58の若番はJR継承車が少なく自分で撮影した写真はありません。ネットや書籍の写真によると切れ込み無しです。

 

次の新潟鐵工製は昭和36年度利用債の120~123ですが、自分で撮影した写真はありません。ネットや書籍の写真によると切れ込み無しです。

 

次の新潟鐵工製は昭和36年度第2次債務の148~157ですが、自分で撮った写真は幌付きで幌枠の形状が分かりません。ネットや書籍の写真によると切れ込み無しです。

 

次の新潟鐵工製は昭和36年度第3次債務の174~189です。

 

 

↑キハ58 174・186です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和37年度本予算の207~210です。

 

↑キハ58 208です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和37年度民有債の236~255ですが、自分で撮った写真は幌付きで幌枠の形状が分かりません。ネットや書籍の写真によると切れ込み無しです。

 

次の新潟鐵工製は昭和37年度第1次債務の271~292です。

 

↑キハ58 287・292です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和37年度第2次債務の407~422です。

 

↑キハ58 414です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和38年度本予算の445~449です。

 

↑キハ58 446・447です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和38年度第2次債務の488~509です。

 

↑キハ58 506です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和38年度利用債の522・523ですが、自分で撮った写真は幌付きで幌枠の形状が分かりません。ネットや書籍の写真によると切れ込み無しです。

 

次の新潟鐵工製は昭和38年度第3次債務の524~536です。

 

↑キハ58 525です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和39年度民有債の549~551ですが、自分で撮った写真はありません。ネットや書籍の写真によると切れ込み無しです。

 

次の新潟鐵工製は昭和39年度本予算の555~568です。

 

↑キハ58 562・563・564です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和39年度第2次民有の594~604です。

 

↑キハ58 597です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和39年度第3次債務の614~638です。

 

↑キハ58 624・638(7209)です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和40年度第1次民有の655~674です。

 

↑キハ58 657・667・673です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和40年度第2次民有の734です。1両のみのロットです。

 

↑キハ58 734です。幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和40年度第1次債務の735~740です。

 

↑キハ58 736です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和40年度第2次債務の761~769です。

 

↑キハ58 767(5005)です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和41年度本予算の1007~1014です。

 

↑キハ58 1010です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和41年度第1次債務の1019~1021です。

 

↑キハ58 1019です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和41年度第2次債務の1035~1047です。

 

↑キハ58 1041・1047です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和42年度第2次債務の1516~1532です。

 

↑キハ58 1523・1527・1531です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

次の新潟鐵工製は昭和42年度第3次債務の1101~1115です。

 

↑キハ58 1101・1105・1114です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

新潟鐵工製のラストは昭和43年度民有債の1132~1136・1533・1534です。

 

↑キハ58 1132・1534です。幌枠に切れ込みがありません。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがありません。

 

ということで新潟鐵工製の車両には全車で幌枠の切れ込みが無いのが分かりました。これまでご紹介した他メーカー(帝車・東急・日車・富士重)とは明らかに違うのがお判りいただけると思います。しかしなぜこのような差が出ているのか、そもそも切れ込みの意味や用途が何なのかは良く分かりません。

 

次回は簡単な総括をしてみたいと思います。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!

 

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にもキハ58系各車の解説がありますのでご覧になってください。