妻がぎっくり腰になって子供を遊びに連れて行ったり家事をしたりで予定していた模型製作が遅れている。
家族が寝静まってから細々とストラクチャーを組む日々だ。

kibriの城壁シリーズを全て作り終えたので、今度はFallerの城壁を組んで城壁シリーズという壁を乗り越えることにする。

残った城壁はこの6個。
実際のところ城壁キットは4個で小さな塔が2個入ったキットが2個だ。

こちらは城壁のキット。
内側は2種類のデザインを選択して組むことができる。

こちらは2つの塔。
右下の屋根パーツを見るとわかるけど、塔と言うより、角度をつけて城壁を並べたいときに使うジョイントみたいな感じだ。
90度と30度の角度があって、90度の方はこれまた組み方によって180度、つまり直線ジョイントにもなる。
この辺りは屋根裏で城壁を並べてみて必要に応じて角度を選択する必要がある。

さっそく城壁パーツを塗装した。
ジャーマングレーで下地を塗ってライトグレーでドライブラシをしたつもりだったけど、翌朝になって太陽光で見たら何か違う。
間違ってライトシーグレーでドライブラシしちゃった。
よく見ないとわからないほどの違いなのでこのままでもありかなって思う。
ただ、ちょっとグラデーション付けないとある場所からいきなり石の色が変わってしまう。


キットとしては極めて簡単なので壁1つにつき20分弱で完成。
2つのデザインを2つずつ作ってみた。
アーチが途切れるところが不自然だけど、パーツを足して自然な状態にできるようになってるから城壁の設置位置が決まったら追加する。


kibriの城壁と並べるとやや小ぶりだ。
統一感があるのもいいけど、これもまた違った表情になるので楽しい。
やっぱり並べると色の違いが目立つな。

ジョイント塔は選択の余地がない30度の角度のものを組み上げておく。
塔の屋根に小屋みたいなのがついてて、滑車がある。
ここから食料や武器を城壁の上に運び込むんだなって感じが堪らない。
今は観光客が城壁の通路を行き来してるけど、中世には兵士が交代で見張りをしてたんだろうな。

このジョイント塔はずっと前に作った城門と城壁のセットにも入っていたので今回のキットを含めると全部で4個ずつあることになる。
これがそのセット。
これを2つ買ったので必要以上に塔がある。
そんなに使うシーンあるのかなって思うかもしれない。
自分もそう思う。
実を言うと、今回の塔は城壁が入ってると思って間違って買ってしまったものだ。笑
せっかくあるんだから全部とは言わないけど、使い道を模索してみようと思ってる。
一直線の城壁も魅力的だけど、入り組んだ城壁も見所満載で市街地の表情も豊かになりそうだ。

ジョイント塔の残党はまだいるけど、これで全ての城壁キットを完成させた。
あとは屋根裏に持っていって、市街地にどうやって並べるかあれこれやってみる。
この城壁を隔てて新市街と旧市街にわかれるので、他のストラクチャーの数や雰囲気によっても並べ方が変わってくる。
長い長い道のりになりそうだけど、これぞレイアウト製作の醍醐味だ。
とことん拘っていこう!

ではまた!

「小さなヨーロッパと小さな鉄道」の歴史

全ての始まり

https://gut.blog.ss-blog.jp/2010-09-01


サヨナラレイアウト

https://gut.blog.ss-blog.jp/2012-04-29


屋根裏ワンダーランドの始まり

https://gut.blog.ss-blog.jp/2016-06-13


屋根裏ワンダーランド製作記録

https://youtu.be/Q-WIMS5a2_Q