こんにちは。

ペーパージオラマで重要な道具である、三角定規をなぜ持っていたほうがいいか?という件の続きです。

 

2、水平垂直支援ツールとして有能

 

まっすぐなものはまっすぐ、角度のあるものは角度がある。

この当たり前のこと、実はジオラマではおろそかになっていることがあります。

過去の先輩方はその点を指摘されていたんです・・・

といっても、ほとんどの人は、虚脱感がすごくて、覚えてないのかもしれませんが、以前鉄道模型コンテストでの審査委員長さんの講評をよーく思い出してください。

ここ2年くらいはその件を言っていませんが、

「水平垂直は大事だぞ!」という点と「側面板をきれいにしましょう」

この2つって結構見栄えに出ますよ~という話をしていました。

 

実は、この2つをきれいにするだけで、順位が30ランク以上上がる学校なんて結構あると思うんですね。

これは、なぜかというと、

人間の水平垂直センサーはかなり精度が高いから

なんです。よく、掲示物を貼ったりするときに、何気なく貼ると

「あれ、なんか右下がりだなぁ・・・」ということってよくありませんか?

これ、別に計っていませんよね。おそらく5mmもずれているだけで人間は過敏に反応するんです。

ということは、線路がまっすぐだという認識なのにまっすぐでないということは、きれいに見えないということになります。

 

さっき言った、30ランク以上上がる学校というのにも条件があります。

それは、

●コンテストで用意してくれている土台を使わないで自作をする学校

というのが条件です。板に線路が引いてあって曲がりようがないものについては、残念ですが以上の改善点がないので、あとは見栄えとか頑張るしかないのですが、自作で作っている学校さんは、土台を作るときなどにこの水平垂直が出せているかというのが、とっても大事なんです。

ではどうやってこれを養成すればいいのよ!という方法ですが、そこで思い出してもらいたいものがあります。

 

Kメソッドです!

ただのサイコロです。

ですが、ちゃんと水平や垂直が出ていないときれいには作れません。

そして、作ったものが

曲がっているのか?水平なのか?垂直なのか?

という自分のセンサーを使って自分の技量を確認することができます。

 

一部の教え子で、

「精度がゴミだから見せたくない」と私に見せたがらない子がいます。

段階としては、このような発想になった時が

「自分の実力がわかり、まだまだ実力アップする可能性がある」という判断ができていると思います。

そこを超えてくるとまた違う反応をするんですが、ここは上達するうえでは一度通る道かなと思います。

 

そして、

サイコロがきれいに作れない人は90㎝×30㎝の土台を紙できれいに作ることはまずできない

ということは格言のように断言できると思います!

サイコロなんて無駄無駄~と思った皆さんは、おそらく紙よりプラとかのほうが扱いやすいと思いますから、そちらがいいと思います。

ですが、金ないし、安くいいものを作りたいし、何より紙で作ったら誰もが驚くぜ!と思っている皆さんは、その1個が技量の積み重ねと思って頑張ってみましょう!

 

では具体的に、三角定規をどうやって使うのよ!と思った皆さんはおそらく次回の記事も見てくれる人だと思うので、

引っ張ってみます(笑

 

それでは!

 

一部地域で緊急事態宣言発令中!

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「一応」それなりの成果も出しているので、「一応」それなりの指導ができると思います(笑